【「老いは罪だから当然、私は安楽死しますよー」という人がいるならそれはそれで否定はしません。が、「老いは罪だから当然、あなたも安楽死しますよね!!てかしろよ!!」と、まるでワクチンやマスクのように安楽死を押し付けてくるような風潮には抵抗します】
老人になることも
高齢者になることも
爺さんになることも
婆さんになることも
惨めでもないし、問題でもなく、辛いことでも、悲しいことでも、情けないことでも、克服すべきことでも、
ないはず。いや、ない。
人間の一生の区分でしかないし、そもそも区分さえも、人が勝手に作ったものである以上、どうでも良いことであろう。
これは逆の、幼いにまつわることも同様
しかしどうも現実というか、現在の世界においては、
幼と老
以外の部分を正常なものと扱い、
幼と老を異常なもの、厄介なもの、面倒なもの、避けたいもの、どうにかせねばならぬもの
と決めつけているように見える。
高齢者社会を大大大問題として扱われていますが。
それって「老=害悪」という方程式の上に成り立っている。
老、つまり高齢者が大量に増える高齢社会を害悪まみれの社会として脅威として見ている。
いやいやいや、よくよく考えたら、その見方こそが異常じゃないか?少なくともそういう意見があってもよかろう。
「何が何でも経済成長せねばならない!!」
と言うなら、たしかに高齢者がたくさんいる社会はなんとなく経済成長しづらい故に問題なのかもしれない(それすらも思い込みかもしれないが)
でも、「何が何でも経済成長せねばならない!!」というのは、
本当か?
そもそも誰が決めた?
それがあるから老人や幼児は、お荷物扱いされるのでは?
それって、本当に豊かか?
誰だって生まれたからには赤ん坊や幼児だったし。誰だって生き残る限りは老人になる。
罪なことか?
そんなことはない。
むしろ「何が何でも経済成長せねばならない」というまるで悪徳宗教の洗脳のような強迫観念こそが罪ではないか?
というような見方を今私はしております。
このままの状態で世の中が進むと、「老いは罪悪」という意識が進むと、そのうち、「老いは死をもって償うべき罪」とされ、
「安楽死」が同調圧力によって強要されたり、そもそも何も考えずにまるで小学校に入学するように気楽に「安楽死」の門をくぐるような風潮がはびこることでしょう。
このコロナ騒ぎの世の中ですでにプロトタイプは確立しています。
同調圧力により多くの人が、ワクチンを打ち、マスクをつける。
だけでなく同じくらい多くの人が何も考えずにワクチンを打ち、マスクをつける。
少なくとも私は現在の社会をそのように見ています。
なので当然のように予想するのです。
「安楽死」が同調圧力によって強要されたり、そもそも何も考えずにまるで小学校に入学するように気楽に「安楽死」の門をくぐるような風潮がはびこる
そんな近未来を。
私は受け入れられないので、抵抗を試みるのです。
誰も傷つけないように。
「老いは罪だから当然、私は安楽死しますよー」という人がいるならそれはそれで否定はしません。
が、「老いは罪だから当然、あなたも安楽死しますよね!!てかしろよ!!」
と、まるでワクチンやマスクのように安楽死を押し付けてくるような風潮には抵抗します。
そのための力を蓄える。
私が今、高齢者介護施設で働き、勉強している理由の1つです。
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