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世界は広いな大きいな

ここのnoteももうすぐ1300日になる。続けることが特別偉いわけじゃないが、まあなかなか出来ないことだ。しかし世界は広い。世界にはブログを更新し続けている先人がたくさんいるようだ。

まずはお隣韓国。ポン・サンホさんが1800日連続投稿を続けている。ポンさんのブログは毎日自分の作った料理について紹介しており、韓国でもとても人気のようだ。文章で勝負する(?)僕のブログとはまたジャンルが違うけれど、毎日手料理を作りブログで紹介するというのも凄いことだ。ちなみに1800日を超える投稿の中で3日だけ、手料理ではなく外食を紹介している記事もある。出来ない日があることをオープンにしていることも非常に好感が持てる。

オランダのサミュエル・フリンポンさんは3000日連続投稿をなし得ている。年数に換算8年超、凄いことだ。フリンポンさんは詩人である。人里離れた森の中に居を構え、毎日淡々と、一つずつ詩を投稿し続けている。自然の美しさ、人間の業、現代社会への風刺、ユーモアに溢れた楽しいもの。作風もバラエティに富み、ブログから3冊書籍化され、いずれもヒットしているようだ。反面プライベートはめちゃくちゃで、浮気を重ねた結果泥沼の裁判を経てパートナーと離婚をしている。そんなゴタゴタが作品にほとんど影響していないように見えるのも凄いことだ。

ヴェネツィア在住のダニエレ・ポンコネーゼさんが、どうもブログ毎日連続投稿の世界記録だとされているらしい。ブログというものの黎明期から始めた投稿は連続7000日超。ほぼ20年に届く。ポンコネーゼさんは日常のちょっとした気づきを短く平易な文章で書いている。一見簡単で誰でも出来そうなことだが、15年も毎日『気づき』を得て、それを文章にするというのはとんでもないことだ。20年の間、当然ながらライフステージは様々な変化があった。結婚、転職、出産、肉親との死別、離婚。その悲喜こもごもを、あくまでポジティブに文章にするポンコネーゼさんのブログは多くの人を勇気づけている。

僕のニックネームの『うえぽん』という名前は、実はポンコネーゼさんに由来している。本名である『植野』の『うえ』と、ポンコネーゼさんの『ポン』を合わせた。日常のちょっとしたことをエンタメに昇華する、ポンコネーゼさんのようなクリエイターになりたいという想いからだ。7000日の偉業にはまだまだ程遠いが、少しでも近づけるようにこれからも頑張っていきたいと思う。

最後に念のため補足しておくが、これは全部嘘の話である。

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