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はじまりにあたって

これからnoteを始めるにあたり、まず何を書いたらいいのか、少々戸惑う。

まともな自己紹介など書けそうもない。取り敢えず、文章で人となりを知ってもらうしかない。


この前には、インスタをやっていた。ただ、いい画像がなかなか用意できず、お世辞にもフォロワーが多いとは言えなかった。元々インスタは、以前知人として付き合いのあったさる女性に勧められて始めたものだ。当時彼女は、「これからは、“ググる”より“タグる”時代」と言っていて、インスタの投稿にたくさんのハッシュタグを付けて投稿することにより、知名度を上げる、という戦略を唱え、僕をインスタに導いた。

また、インスタを始めるにあたり、僕のプロフィールを加工し、似ていない自画像のイラストをアイコンにして、ファンができやすいように細工をせよと、僕に勧めた。だから、インスタの一人称は「俺」になっていて、文章もちょっとブロークンな感じになっている。

けれど、それは結局は作り物だ。本当の僕とは違う部分も多々あった。例えば、インスタでは、僕はロック、なかんずくプログレが好きという設定になっている。全くの嘘ではないが、プログレを熱く語れるほど聞いているかといえば、それは否である。

要するに、僕はインスタで「虚像」を演じなければならなかった。だんだんそれが窮屈になってきた。そんなタイミングで、彼女は僕から離れた。「男を踏み台にする」というフレーズが好きな彼女のことだ。僕も踏み台の一つだったのだろう。いや、踏み台にすらなっていなかったのかも知れない。だから、彼女は僕から離れた。


そうなれば、僕ももう彼女の方針に縛られることはない。インスタは自分のいる場所ではない。そして、僕はここを選んだ。ここならば、文章で勝負できると思った。インスタの文章は、所詮は写真の付属品のようなもの。深いことを語る場ではない。ストーリーズは、あっという間に消えていく。ここならば、そんなことはない。文章を読みたいという人がここを見て、投稿は基本的にはずっと保存される。

また、ここでは虚勢を張る必要もなければ、プロフィールを盛る必要もない。裸の僕自身で勝負することができる。やっと自由の身になったという気持ちがしている。

ただ、僕は他にSNSをやっていないので、どこかにリンクを貼って、そこから読者を連れて来るという訳にはいかない。たまには、いつも脚本を提供している純真舞台さんのアカウントのお世話になるかも知れないが、いつもというわけにもいかないだろう。

如何にして読者を増やすのか。それが大問題である。


いずれにしても、もう始まってしまった。これから、ここをどんな文字で埋めていくのか。楽しみにしていて欲しい。

しかし、あまり頻繁に更新できないということも、ご了承いただきたい。あくまでも、マイペースで続けていきたいと思っている。

どうぞ宜しくお願い致します。

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