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朧げな記憶

幼少期だけでなく、小学校・中学校の記憶もかなり朧げで、覚えているのは辛かった記憶しか思い出せません。家庭内で両親の仲が悪く、養父のDV,暴力、アル中だった事もあり、母がいつも泣いているのだけは覚えています。

それと同時に、母に殴られた記憶、ビンタですが、ほっぺたが真っ赤に腫れあがるまで、思いっきり何度も何度も叩かれた記憶。夜中に外に放りだされ、食事を食べれない記憶。養父が物を投げてきて、頭に当たって泣いた記憶。学校で椅子に画びょう、腹パン、パシリ、殴られ、蹴られ、髪の毛を切られた記憶。休憩時間に、空の雲をボーっと眺めている記憶。
小中学で覚えているのは、それだけです。

高校時代も覚えているのは、辛かった記憶だけ。やはり学校でのパシリ、殴られ、蹴られ、弁当を食べられ、笑われ、一人でボーっと窓の外を見ている記憶。母が泣いている記憶。養父が包丁を持って、刺されそうになった記憶。弟が養父を殴った記憶。高校はいじめに耐えられずに登校拒否になり、2年生になった頃に退学しました。その後は、何もせずひたすら引きこもって眠っていました。ラジオを聴いて。覚えているのはそれだけ。

子どもや学生時代の記憶が、これらしかありません。後は何も覚えてないのです。おそらく、当時の僕には世の中が辛くて苦しい記憶しかなく、トラウマになってしまい、強烈にそういう苦しい記憶だけが媚びりついてしまったのかも知れません。

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