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人生が100年続く時代が来てしまった

『人生後半の幸福論 著者:斎藤孝』を読んだ。

国際長寿センターによると、平均寿命が100年で2倍に伸びたそうだ。
「65歳以上は高齢者」に根拠はなく、65歳以上の8割が自分の健康状態を
「普通~良い」と思っている。

「定年を迎えたら、後はのんびり過ごす」という生き方は、もはや現実的ではなくなった。
雑誌やネットでは「老後資金としていくら必要か」といった記事を見かける。
お金の問題は避けて通れないが、はたしてそれが一番大事な問題だろうか。
お金があっても幸せを感じれない人もいるし、長生きしても幸せを感じれない人もいる。
自分は何があれば幸せなのか。何を大切に生きていきたいのか。
著者は、「自分がどういう生き方をすれば幸せを感じられるか」という価値観の再認識が必要だと提案する。

昨今、年金の受給開始年齢の引き上げ、終身雇用の崩壊、早期退職や副業解禁も現実的になってきた。
過去には前例のない新しい時代に突入している。
充実した人生後半を生きていくために、今から何をすればいいのか。

本書では、定年前~定年後という発想から脱却し、人生後半に向けて、自分の衰えと上手に向き合いながら、自分の価値観に即した生き方を目指していく。

50のチェックリストで自分自身を再確認し、自分だけの幸福論を作ろう。


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