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現地の家探し

ボストンの家賃相場はアメリカでもトップ5位に入るほどで、小さなスタジオルーム(1R/1K)で月USD2700が平均。ハーバード生が集中するケンブリッジはボストンの中でも非常に高いエリアである。入学を決めた当初の予定では、フラットシェアなどしてUSD1600以内に収めるつもりだったのだが、オンキャンパスの予算オーバーなスタジオルームに住むことになった。QoLは上がったが、金銭的には大きな痛手となった

  • 【寮】コストを抑えられるのはハーバード内の寮だが、Redditなどで調べると部屋が独房のように小さい

    • 1フロアあたり20-30人とキッチンやシャワー室をシェアしなくてはならない

    • 寮も抽選式、かつ、申込みの段階でUSD100程の手数料が発生する

    • 寮は8月終わりから入居開始となるので、サマープログラム等がある場合、その数か月の間に住む場所を別で見つけなくてはならない

  • 【オフキャンパス】アメリカではFacebook/Craigslistなどでアパートを探すのがメジャーだが、詐欺が多く、慣れていない外国人はカモになる。実際、長期で住む場所を探していた際に連絡を取った10名とのやりとりをアメリカ人に見てもらったら、全員詐欺師だった

  • 【オンキャンパス】ハーバードの私有アパート。決して安くはないが、ハーバード生のコミュニティの中で生活できるし、何かあった時のヘルプが早い

    • 「クリッカソン」と揶揄される抽選制で、抽選開始後に早くクリックした者勝ちとなっている

    • オファーをもらった6月頃に抽選に申込みをしたが、抽選は落ちた

    • その後も、キャンセルで部屋が空くことがあるので、常にウェブサイトをチェックすべし

    • 私は、入学後の夏の間、ChromeのExtensionを活用して、部屋の空きが出たらメールに自動通知するよう設定。運よく部屋が空き、8月以降の家を見つけられた

  • 【Sublet】契約者が夏の間に外出している間、部屋を貸す、というように短期に家を貸す人が多い。私は6月の抽選に落ちて途方に暮れていたところ、渡米1‐2週間前に、ハーバードのWhatsAppグループで知らない人が人を紹介してくれ、1か月ほど住む場所はSubletでゲットできた

  • なお、長期で住んだオンキャンパスの家は、東京だと10万円相当の、家具なし30m^2スタジオ(1K)で月USD2,300(当時の円換算で30万円ほど)

  • 周りではルームシェアしている人が多く、一月USD1600くらいにおさめているようだ

  • 家具は、近所の卒業するハーバード生から各々USD10くらいで譲ってもらう、もしくはロビーから拾ってきたものがほとんど。ベッドはアマゾンで購入


ルームシェアした最初の部屋に入居した日。USD1800≒月23万円


荷物はエントランスにある鍵なしのボックスに入れられる。盗難が多発し、問題になっている


1年住んだ32万円相当の部屋。窓から庭の鳥やリスを眺めるのが楽しみ

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