りゅっぢ

エコロジィ、雑草、土、HCI、ロボディクス、当事者研究、民藝、農村工学を交叉させた未踏…

りゅっぢ

エコロジィ、雑草、土、HCI、ロボディクス、当事者研究、民藝、農村工学を交叉させた未踏’23 OHANA-ROBOT開発者の札幌農学校M2st で自然派/もの好き農家すきなエゾリス派デトロイト系ミッフィーです。

最近の記事

視察1

 実家から電車で70分ほど離れた地域で,貸してもらえる畑があると言うので見に行った.駅に着いたら,紳士な爺さん(以下,あんちゃん)が待っていてくれて早速現場へ向かった.あんちゃんは,町の郵便局を定年退職した後に公民館のステージなどをやっていたそう.きっと町人に愛されながら郵便局員をされていたという想像が容易にできるくらいに優しい方だ.畑をじっくり見て,田んぼの話を聞いて,管理機で耕耘して畝を作る体験をさせてもらった.管理機があるだけで随分と楽に綺麗にできるのだと感心した.また

    • 大ウケからくる悩みの告白

       OHANA-ROBOTの思想の射程は,《豊かさ》の模索や農耕民の未来のライフスタイル,持続可能な里山づくりや人類の幸福までに及ぶ.故に,「対話可能な選択的機械除草ロボット」というカテゴリーを超越した後に,得体の知れぬ超高次元テンソルの中に浮遊する情報群から統覚して「OHANA-ROBOT」という名称を施したことは大いなる発明であって,「初号機セリカ」や「二号機アスカ」と名付けたこととは話が違うのである.私の人生のテーマは,《豊かさ》の実践的追求であって,農村工学・スマート農

      • 我儘でブラックなワイ氏の怒り

         前回の記事では,善人としてOHANA-ROBOTの開発経緯を紹介したよな.ちょっとブラックな面が見え隠れした部分もあったけど,今回は逆にブラックを前面にだしてOHANA-ROBOTに関することを書くぞ.

        有料
        50,000
        • OHANA-ROBOTが大ウケするまで               

          1.自己紹介  現在,北海道大学農学院の学生です.昨年10月より休学し,札幌を離れて4ヶ月が経ちます.大学では農学の勉強をし,休日は農家に遊びに行き,長期休暇には農家インターンや農村滞在をしてきました.4年生からはスマート農業の研究室に進みました.そこから1年半ほど,高価なセンサを使って無人農用トラクタのソフトウェア開発に携わったり,気分転換に圃場内をトラクタでドライブしたりと,色々な経験ができました.  さて1年半もいると様々なラボの闇が見えて失望したり,環境に飽きて視