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憲法9条への自衛隊明記で対立:憲法審査会

衆院憲法審査会は19日、安全保障をテーマに討議を実施した。自民党の新藤義孝氏は、自民の憲法改正案4項目に盛り込んだ9条への自衛隊明記について議論を進めるよう提起。立憲民主党の奥野総一郎氏は、自衛隊の役割が不明瞭などとして反対を表明し、意見対立が改めて鮮明になった。公明党の北側一雄氏は9条1項、2項は堅持した上で、首相や内閣の職務を規定した72条や73条に自衛隊への民主的統制を書き加える案も検討できるとの考えを示した。
新藤氏は自衛隊明記案で「必要最小限度の範囲」とされる自衛権の制約は変わらないとした。
奥野氏は9条改正ありきの議論は断固反対だと訴えた。

やぁやぁ北側先生。いかがお過ごしでしょうか?わが大阪16区の代表としてお仕事しているようですね?

どうでもいいけどw

さて、ウクライナ情勢を日本国民が見ていて
「今一度、国防について考えた方が良いよね」
という感じになってきています。

ですが日本国憲法では

  • 前文で平和の恒久

  • 日本国憲法第9条

主に9条ですね。これによって一部の人たちは自衛隊は違憲だ!とまで言う人が居ます。

まぁ前文はどうでも良いとして、この9条がネックなんですよね。

日本国憲法9条とは

第9条
第1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

このようになっています。

解釈は色々とありますが・・・・

ぶっちゃけると、何言ってるかよく分かりません。マジで。

しかし、よく分からんさ加減で今の所、内閣の解釈で自衛隊の派遣などが成立しています。
その度に左巻きが何かホザいてますがね。

この憲法9条は、いわゆる右にとっては改正するべき事だし
左にとっては、絶対に触れてはいけないもの

なんですよね。

して、衆院憲法審査会は2022年5月19日、自民党は改正案4項目を盛り込んだものを提起。

しかし立憲民主党はこれに反対。

公明党は、そのままで憲法72条・73条に追記したらいいんじゃね?

と話し合いを行いました。

憲法72条・73条とは

憲法第72条
内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。
憲法第73条
内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。
1.法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
2.外交関係を処理すること。
3.条約を締結すること。ただし、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
4.法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。
5.予算を作成して国会に提出すること。
6.この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。
7.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。外交関係を処理すること。

まぁ内閣の仕事はコレですよ、って決めてる部分ですね。

おそらくここに、自衛隊の指揮権について明記する事を公明党は考えているのでしょう。

今の所、自衛隊の指揮権は内閣総理大臣にあると言われてますが、それは日本国のルールブックである憲法には書かれてないんですよ。

だから、公明党は72条・73条にぶち込んで、何となくセーフじゃね?
って感じにしたいのかなぁと思います。

個人的には9条を改正するべき

理由は2つ

  • 自衛隊の行動を決めるネガティブリストなどが作れない

  • 9条を理由に違憲だと言わせる連中を黙らせられる

こう思っているからです。

あ、ネガティブリストってのは「これはやっちゃいけませんよ」ってルールブックです。国際的にはこっちが主流。

今の所、自衛隊はポジティブリストだったかと思います。

あとは文句を言ってる連中が、やかましいからですね。

じゃぁどんな改正案がええねん?
と言われると、私に腹案はありません。
ですが、コレ良いんじゃね?という案はあります。

憲法9条の改正案は竹田案が無難か

中身はシンプル

  • 侵略戦争をするために他国を攻めない。その為の武器を持たない

  • しかし、自衛戦争のためには力を行使する

以上です。

確かにこうすれば、いわゆる右も左も納得すると思うんですよね

ちなみに共産党が「なんかあったら、自衛隊にお願いする」って言ってるのはマジで、小池議員が言ってましたね。

私は「ほんと、ご都合主義だなぁ」と思いました・・・
てか、これで党員は納得するんだぁ・・・と感心しますね。
やっぱお金かけてる分、信じたいっていう心理効果でもあるんですか?

まぁ、あんな話の通じない人たちなんか、どうでも良いんだけど・・・目障りなんですよね。

まとめ:現段階での憲法改正は難しい

まず、発議のために衆参両方で3分の2の賛成が無いと、国民投票になりませんね。

しかも、国民投票になっても否決される可能性もあります。

なんせあんな、妥結おじさんがワーワーと公共の電波を使って騒いでるわけですから、今度は何を言い出すのやら。

せめて発議ハードルを過半数とは言いませんが、5分の3とかにしませんか?

そしたら、どっちも納得するかもしれませんね。

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