個性はバグじゃない!機能として捉えたクリエイターエコノミーの魅力について
こんにちは、Cignalsのりゅう(@ryu_cignals)です🐲🐲
クリエイターエコノミーとは?
アーティスト、デザイナー、写真家、起業家などが自身のスキルや作品、行動などを情報発信して形成された経済圏のことを指します。
時代の変化に伴って、「モノ消費からコト消費」に変わり機能的な価値を提供するだけでは選ばれにくくなっています。現代において求められているのは熱いパッションを持った人たちの体験や経験から生み出された、クリエイティビティーに共感が集まり、プラットフォームを通じて個人のユニークなスキルで稼げる時代になっています。クリエイターとして、僕がどう行動していくのか?について書いています。
過去の自分にやってあげたかったこと
コザ(沖縄市)という街で、ストリートダンスを長年やってきて多くのクリエイターたちを見てきました。想いが強く個性的でかっこいい人たちばかりです。
そんな僕が生まれ育ったコザには今でもさまざまなクリエイターが活躍しています。しかしコロナ禍になって、オフラインのイベント開催できなくなり地元の飲食店だけじゃなくアーティストやクリエイターたちの生活にも大きく影響していると感じました。
抑えていたスケジュールや、打ち合わせ費用などクリエイターたちの活動を補償してくれるところがないところや多くの課題がある感じ、長年地元で活動し続けてくれているクリエイターたちを、サポートできる仕組みは作れないか?と模索し始めました。
"あの頃欲しかった拠り所"
クリエイターの創作活動を応援してくれる場所が必要。オンラインのプラットフォームではなく、同じ「創作活動」の意志をもった人々がオフラインでしっかりと繋がれて、新しい気づきや行動に繋がるようなコミュニティーがクリエイターの創作基盤となるのではないかと思いマンションの一室を契約しました。
クリエイターが地域活性化に関わる事例は、これまでも全国で見られるが、成果を挙げているケースはそれほど多くない。
まず、クリエイターの持つ力を十分に活かしきれていないこと。多くの自治体は、クリエイターをアーティストとして捉えイベントなどを依頼する。しかしクリエイティブやデザインは本来、もっと広範囲な課題を解決できる。例えば地域の魅力を端的に表す「言葉」をつくることもできるし、「魅力はあるのに伝わらない」といった課題発見の段階から、クリエイターは能力を発揮できる。
また、プロジェクトがクリエイター任せになってしまい、地域にノウハウが移譲されず、プロジェクトが終わると「何も後に残らなかった」という事例も多い。
クリエイティブスペースに幅広いスキルを持ったクリエイターでチームをつくること、クリエイターと地域住民が共創する仕組みをつくること、によって上記の課題を解決していけるのではないかと考えています。
また同じ類の感性を持ったメンバーが創作するだけでわくわくするし、そこから生み出されていくプロジェクトがビジネスや地域課題にまでコミットできると考えています。
クリエイターが安心して創作活動を続けられる世界を目指して。
この2冊の本からいろんな気づきを得ることができました。
これらの本から学んだことはシンプルに要約すると、
少し大袈裟な表現だけど本当にそう思います。自分自身が誰よりも実現したい世界を信じて、希望を持って日々行動し続けないといけない。今でもスティーブジョブスの言葉が頭によぎります。
Stay hungry, stay foolish
これからは個の時代とも言われていて、十年前に比べると本当に自由に創作活動の幅を広げられる時代になっています。クリエイターエコノミーの世界では"個性はバグじゃない、機能だ"と言われてます。
沖縄で活躍しているクリエイターやまだ面に出ていない若手クリエイターたちは、貴重な資源だと思っています。
Whyに向き合い続けた
普段はスタートアップの3番目として、参画してプロダクトに関するデザインを担当しています。サービスを立ち上げるとき、何度も何度も問われ続けた"Why"以前こんなツイートをしていました。
この時多分挫けそうになっていたのかもしれません。自分たちは誰のため、何のためにこのサービスをやっているのか?そこを見失うと一気に失速してしまう。
そんな時チーム全体で「Why」に戻り、自分たちが思い描く理想の世界。実現させていくために信じて突き進める意義が込められていないといけないと痛感しました。
その度にサイモン・シネック氏の「ゴールデンサークル理論」を何度も見返しました。
要するに。。。
自分の原体験や、強烈なエピソードが人の心を動かし共感を得られる。
これからの時代はビジョンこそがすべてだ!!
歴史に残るクリエイターのまち
僕にできることは「クリエイターが継続的に創作活動が続けられる、機会を提供する」ことだと思っています。
一般的に行政や地主たちに対して、「アーティストやクリエイターによるまちづくり」と話すと、「理解できない異質なもの」として嫌厭されることがあります。それを「地域の歴史を掘り起こし、まちづくりにつなげる」文脈をデザインすることで乗り越えてきた側面がある。
歴史を紐解き、地主と関係を紡いでクリエイターが認められ継続的に創作活動が続けられる機会を提供しつづける。
クローズドなコミュニティーで同じ類の感性を持ったクリエイターを募集しています。クリエイティブスペースの利用、クリエイターとしての活動相談などができます。
これからコザ(沖縄市)を拠点に一人ひとりの個性や才能が発揮され、新たなクリエイティブ経済を創っていけるよう、クリエイターの仲間たちと一緒に活動しています。クリエイターの活動を支える仲間も募集していますので気になる方はご連絡ください。
沖縄市コザの街でクリエイターが企業と一緒になって企画に取り組み、魅力的なコンテンツを生み出せるよう窓口業務・進行管理・まで全てサポートしています。
最後までお読みいただきありがとうございます🙏
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?