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【LEV DAY2】リーダーシップ開発と倫理・価値観②

クラスの概要

【テーマ】創造と変革の場で求められるリーダーシップとは②
【ケース】スタディコーポレーション:岸田悟

前回に引き続き、スタディコーポレーション社の新規プロジェクトにリーダーとして着任した岸田悟を題材に、リーダーシップを考えた。

前回は、自分に求められているリーダーとしての役割は何かを企業の外部及び内部環境から捉えていき、自分の行動や意識を振り返るクラスだった。

今回は、自らの行動を内省し、学び、行動をどう変えていくか。またそういう意識はどうしたら生まれるのか、分かっていても変えられない場合、何が阻害要因となっているものは何かを考える回だったと思う。

クラスでは、苦手だが学べる相手とどう向き合うべきか、謙虚な人はなぜ謙虚なのかなどのディスカッションがあり、それぞれの意見が面白かった。

自分が苦手に感じている人が、自分に足りないスキルやほしいスキルを持っている場合自分はその人から学ぼうとするだろうか。多分、その人と同じスキルを持ってる別のいい人を探すだろうな笑

このLEVのクラスは、自分はどうしたいのか、自分には何が求められているのかを考える時間が多い。これを考えるだけでもなかなか大変なことだとは思うが、その先の“自分を変える”ことはもっと大変だ。Day2では自分を変えるためのフレームワークなども出てきた。

自分なりの結論

自分を変える。
これが難しいのは、人間関係が変化するからではないかと考えている。

自分を変えるというのは、最終的に行動が変わることだ。昨日までやっていなかったことを今日やるということ。昨日までとは違う話し方、表情、態度、行動を取るということだ。

そうすると昨日までの自分を知っている人はどう思うだろう。褒めてくれる人もいれば、冷やかす人もいるかもしれない。新たな付き合いが始まるかもしれないし、今までとは付き合い方が変わったり、もしかしたら付き合いが終わるかもしれない。

大前研一さんがこんなことを言っている。

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

この3つには、人間関係の変化を伴うということが共通していると思う。
3番目は言わずもがなとして、住む場所を変えれば人間関係は変わるし、時間配分を変えても人間関係の変化は出てくる。例えば、今まで毎週末友人と飲みに行っていたが、その時間を勉強の時間にあてようと思えば、友人との関係性は変わってくるだろう。

「あいつは変わった」
「わたしたちを置いてどこいっちゃうの?」
「かっこつけやがって」
「お前はそんな奴じゃないだろう、今さら何を」
「〇〇デビュー?ww」
「何があったの?」
「どうせ三日坊主だろ?」

気が置けない友人がジョークで言う分には全然構わないし、否定的な意味でこういうことを言う人は実際にはほとんどいないんだが、もしこんなこと言われたらどうしようという余計な心配との闘いでもある気がする。髪を切った翌日の周りの反応が気になるのと根本的には一緒だ。気にしてるのは自分だけという‥。

もし悪意をもって冷やかしたり足を引っ張る人がいたら僕はこう思うようにしている。
「この人とは縁がなかったんだ」と。
利害関係としての付き合いしかしないと割り切ってしまえばいい。

自己変革は、自分を知り、覚悟を決めて、自分行動と環境を変える。
これに尽きるんだろうな。

実戦に向けて

目的に沿った行動を取れていない自分がいた。敵意のない人には、なるべくストレスを与えたくない。しかし人材育成を行うにはコンフォートゾーンからストレッチゾーンに引っ張ることが大事だ。それはストレスを与えるということだ。

自分の中で混同しがちだったのが、倹約とケチの違い、厳しさと冷たさの違い、居心地の良さと心理的安全性の違い、そして良い職場と楽な職場の違いだ。これを意識して使い分けられるようになろうと思う。


介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/