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【MGA DAY6】アカウンティングⅡ⑥

テーマとケース

【テーマ】戦略の実行および企業文化の変革:バランスト・スコアカードの活用
【ケース】「経営管理ツールの新潮流~OKRとは~」「フォルクスワーゲン・ド・ブラジル社」

アカウンティングⅡ(管理会計)のクラスもこれで修了。ブラジルのフォルクスワーゲン社の戦略マップとBSCを通じて学んだ。

・戦略を的確に実行していくためには何が必要か。
・そのツールとしてのBSCとはなにか
・企業内で浸透させていく上での難所は何か
・BSCを通じた組織への浸透と企業文化の形成

BSC

業績管理をどのようにやっていくか模索している頃にバランストスコアカードの本を2冊ほど買って読んだが、その時の感想は「なんて面倒なんだ」だった。

しかし経営というのは面倒で泥臭いもんだ。前に進むにはそういうことも手間暇かけてやっていかなければならないなと、グロービスに通い始めてやっと分かってきた。

Balanced Scorecard
バランスト・スコアカード(BSC)とは、「財務」「顧客」「社内ビジネスプロセス」「学習と成長」の4つの視点で業績管理指標をバランスよく組み合わせ、戦略実行や業績評価を行うためのツール。

90年代初頭に、ハーバード・ビジネススクールのロバート・キャプラン教授とコンサルタントのD・P・ノートン氏が提唱した方法。

企業のビジョン、戦略から重要な成功要因を設定し、それを戦略マップの作成を通して整理する。最終的に評価指標に変換し、日常の活動の中でモニタリングすることで、戦略目標を実践する。
出典:グロービスMBA用語集

会社には理念やビジョンという形で、大きな目的や長期的な目標がある。しかし目標が大きかったり抽象的だったりするため、日常の業務とは結び付けづらいこともある。

BSCなどのツールは、会社全体の目的・目標を各部門や各社員の目標や日々の行動に落とし込んでいくために有効なツールだ。業績・目標管理にはOKRやMBOなどもあるがそれぞれに一長一短があり、業過特性や企業文化などによっても自社にどのツールが有効化は変わる。

理由は色々あるが、自社の場合はBSCがハマりそうだと思った。

Day6を終えて

グロービスの科目の中でも、HRM(人材マネジメント)とアカウンティングⅡ(管理会計)は早く受けたい科目だった。

自社も10月から第8期に入り、事業も社員も今後さらに増えていく予定だ。10人程度の社員でひとつの事業だけやっている頃は、目が行き届くので仕組みは必要なかった。しかし事業が増え社員が増えることで、マネジメントが重要になってきている。いま自社は様々なことを仕組み化していくフェースだ。だからヒト系の仕組みを扱う人材マネジメントと経営管理を扱う管理会計を早めに学び、自社に落とし込んでいこうと考えていた。

こういう仕組みづくりをする時は、最上流から考えていかなければならない。つまり理念やビジョンだ。それを日々の業務や社員の行動に落とし込む結び付けていく必要がある。

まずは戦略マップづくりに着手しよう。そしてBSCにHRMも絡めて仕組みづくりをしていきたいと思う。

介護サービスの会社を経営しながら、経営学を学ぶため大学院に通っています。起業前の13年間は特養で働いていました。介護現場と経営と経営学、時々雑感を書いています。記事は無料ですがサポートは大歓迎です(^^)/