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アドラー心理学

g.o.a.t記事の転載です。

《日付の早いものから載せていこうかとも思いましたが、日付バラバラに保存してしまったため、早い順から並べるのもちと面倒くさいな~と思ったので日付はバラバラに上げていきます》

2019.3.18『アドラー心理学』

昔から、

人は人、自分は自分、

の意識が強いほうでした。


幼少期から母に

「よそはよそ、うちはうち」

とよく言われていたことも

影響しているかもしれません。


私「○○買って~。みんな持ってるよ~。」

母「みんなって誰と誰?クラスの何人が持ってるの?全員?」

私「□ちゃんと~△ちゃんと~…。」

母「二人だけじゃない。」


みたいな会話はよくありました。


幼い頃から

競争意識が低かったことも

影響しているかもしれません。


誰かと比べない。

人は人。

自分とは違う存在。

親であっても兄弟であっても。

自分とは違う人。


小学生の中学年くらいからは

もう

そんなふうに考えていた記憶があります。


数年前に

アドラー心理学を知り

「課題を分ける」

という考え方に触れ

私はこれを自然にやってたんだ!

とビビビと来ました。


心理学者のアドラーさんは

「人生の課題は一人一人違う。

  親であっても

  子供の課題を

  肩代わりすることはできないし、

  すべきではない」

と唱えています。


例えば、親はよく子供に

「勉強しなさい!」

と言うけれど

勉強しないことで

最終的な責任を被るのは

子供自身なのだから

勉強するかしないかを決めるのは

子供自身であり

親であっても

子供が決めたことに

口を出すべきではない、

とする考え方です。


この考え方の根本には

「すべての人は対等な横の関係である」

という考え方があります。


親、子供、年齢、職業、性別に関わらず

すべての人はみんな対等なのです。


親や上司だからといって

命令することはできないし、

命令されたからといって

従うことはないのです。


その代わり

自分が決めたことの責任は

すべて自分が負う。


なんと素晴らしい考え方なのだろう!

と感銘を受けました。


課題を分ける。

これができていない人は

実はとても多いのです。


他人の課題に介入してしまったり

干渉してしまったり

支配しようとしたり。


知らず知らずに

立場を利用して

他人の領域に

踏み込んでしまう、、


そんなことはしたくないし

されたくない。


この

「課題を分ける」

という考えは

エネルギーワークにも

通じている気がします。


他人のエネルギー領域に踏み込まない。


これはものすごく大事なルールです。

相手を大切に思えばこそ。

人は

自分のエネルギーだけを帯びているのが

理想の状態なのです。


すべての人を対等に扱う。

これもできている人は

ほとんどいません。


年下だから…

女だから…

子供だから…

若者だから…

部下だから…

後輩だから…


色々な理由をつけて

他人を下に見下してしまったり

しているのです。




人間の価値に上下はなく

誰もが

同じ権利を持っているので

誰かが誰かを

手段として

扱うことはできない。


人は誰にも、何にも

支配されない。

どんな風に育ったか、

過去にどんな経験をしたか、

また、

感情にも支配されない。


自分が何ものにも

支配されないのであれば、

自分も誰をも

支配することはできない。




この二つの考え方こそが

言葉の本当の意味での民主主義であり

自分自身の幸福と

人類の幸福のために

もっとも貢献する、


とアドラーさんは考えました。


たくさんの人が

アドラー心理学を知れば

社会はもっともっと

良くなるのではないかなあと思います。




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