見出し画像

自己ミーティング

今日は自己ミーティング。
どうやって仕事と向き合うかについて、まだ迷い中ではあるが少し客観的にまとめてみる。

やりがいもあり責任ある仕事をやってきたが、長時間労働、クライアントからの高い要求、中間管理職な立場でのプレッシャーなどに疲れて、不安・パニック障害を発症。たびたびパニック発作もおこす。

ここ1年は、あまりプレッシャーのかからない仕事であったためにパニック障害の治療に専念できた。当初、抗不安薬も使用していたが、ここ半年以上は服用の必要なし。

ストレスもなく過ごすことができていたが、また同じような大きめの仕事が始まろうとしていて、前回体調を崩したこともあり仕事への取り組み方に迷っている。
もう体調を崩してまで仕事はしたくない。


【次の仕事への選択肢】
1.前回と同じポジションで仕事する。
2.プロジェクトに関わるが、より責任の軽い立場にできないか申し出る。
3.プロジェクトから離脱する。

3 も考えたが、
現状の気持ちとしては、1か2。

さまざまなストレス関連の本を読んで、指摘される方向性は2つ。
・ストレスからは逃げること。
・ストレスは役に立つ、という考え方に変える。 


「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」ケリー・マクゴニガル著

この本は、タイトル通りストレスを役に立つものと考えることが、自分を強くし、マインドセットを変えることでストレスに意味を見出すことができる、と言っている。
確かにそうかもしれない。読んでいる最中はチカラがみなぎり自分もストレスに意味を見出し、やれそうな気になってくる。
上の選択肢なら1を選びたくなる。

ただ、人間時間が経つと忘れるもので、しばらくして仕事の事を考えるとまた憂鬱になってくる。
これは自分の性質に起因するところもある。そもそも楽観的で細かい事を気にしない性質ならばストレスも感じづらいだろう。

自分はそうではない。
他人の言動を細かくキャッチしてしまい、ストレスを感じやすい。よく言えば共感力が高く繊細な性質なのだが、丁寧な仕事が出来たりする分、受け取らなくていいものをストレスと感じ勝手にダメージを受けてしまう。
ポジティブ志向で楽観的な人に対してずっと憧れがあり、自分もそうなりたいと思ってきた。しかし、人の根本的な性質は変わらないものだなと思うし、そろそろ諦めてもいいかもしれない。

「ストレスを力に変える教科書」は魅力的な内容であり、マインドセットを変え、向かってくるストレスを力に変えられたら素晴らしいことだと思う。
ただ今の心境だと、この本を拠り所にして無防備にストレスに立ち向かうことはちょっときつい。
このマインドセットを頭の中にキープしつつ、現実的にはストレス源から少し距離をとり、自分を守るシールドを立てながら進む戦略で行こうかと思う。

正直、今ちょっとやる気を失っている。でも無理に自分を奮い立たせて仕事に向かうのはやめておこうと思う。
もちろん本当は、バリバリ仕事して成果を出したぜ!となりたいが、とりあえず自然とそう思えるまで、動きながら待つことにする。

そういうわけで、2を選ぶ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?