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エンジニアがCSM研修でスクラムを学んだ話

契約書レビュー支援AI「LeCHECK」を開発するスタートアップの株式会社リセで、エンジニアリングマネージャーとスクラムマスターをしている阿部です。

今回は、Odd-eさんが提供する認定スクラムマスター(CSM)研修に参加してきた経験をお話ししようと思います。
なお、CSM研修に参加したのは2022年12月なので、記事執筆時点の半年ほど前となります。研修等の内容は、現在と異なる可能性があります。

研修後もスクラムマスターとして活動しているので、研修が実務にどのように活きるのか?といった視点でもお話ししていきます!


CSM研修に行こうと思った理由


前提として、CSM研修以前からリセではスクラム開発を取り入れており、エンジニアとして2年ほどの実務経験がありました。

研修参加2ヶ月前にエンジニアからスクラムマスター(兼エンジニアリングマネージャー)へ社内ジョブチェンジしていましたが、知識・経験は全てエンジニアとしての2年間のスクラム開発から来るもののみでした。

初めてスクラム開発を取り入れる際に、SCRUM BOOT CAMPを社内で読み合わせなど行っていましたが、スクラムマスターとなったことを機に、①スクラムに関する体系的な知識・②スクラムマスターとしての立ち振る舞い方・③スクラムマスター同士の繋がりを求めて、参加を決意しました。

CSM研修の様子


研修はオンライン開催となっており、講師・参加者がZoomを繋げながら行われました。月曜から金曜まで9:00~15:00(休憩1時間)という計5日間のスケジュールです。

講師の方が説明を行い、参加者がグループに分かれて数分間のグループワークをするというサイクルを繰り返すスタイルでした。このグループの構成は毎回異なるため、研修初期は毎回「初めまして」同士でグループワークをすることになります。
グループワークの各セッションの時間は数分間しかありませんでしたが、アウトプットを出さなければいけないため、ずっと頭を回転させっぱなしで中々ハードでした。

研修で取り扱ったテーマは、ざっくりとこのようなものです。

  • アジャイルについて

  • スクラムについて

  • プロダクトバックログの作り方について

  • 組織設計について

  • LeSSについて

研修後半に行くについて、実践的な課題をテーマとしてグループワークが行われ、「プロダクトバックログの作り方」「組織設計」のテーマは、知識を実践に移すために非常に有意義な時間でした。

研修後にCSMの試験を受けて、無事に合格することが出来ましたので、晴れてCSMを取得できました。
また、自分が受けた研修はCLB(Certified LeSS Basics)の認定も取れるものでしたので、ダブル取得しました。

CSM認定書
CSM認定書
CLB認定書
CLB認定書

CSM研修で学んだ・感じたこと


今時はアジャイルやスクラムについての知識は無料でアクセスできる機会もたくさんありますが、知識を実践的なテーマを切り口にアウトプットする活動を通して、元々持っていた様々な概念を再定義するきっかけとなりました。

結果として、知識はインプットしたからと言って、正しく身に付いているとは限らないということを身を持って実感しました。

また、数分間で毎回異なるメンバーでアウトプットを出すグループワークは、スクラムマスターとして必要不可欠なファシリテーション技術を磨く機会となりました。

研修に参加されていた方の中でオフラインでお茶をさせて頂き、採用やメンバー育成についてお話しを聞かせていただく機会にも恵まれるなど、総じて素晴らしい経験となりました。

研修後にスクラムマスターとして活動してみて


研修後に改めて業務にあたる中で、どんなところを改善していくべきか課題感が自分の中で明確になりました。
(とはいえ、スクラムをしっかりとやるのはかなり難しい・大変ので、それだけで何もかも上手くいくわけではありませんが。笑)

エンジニアからスクラムマスターになったばかりだった自分にとっては「何をすべきか?」を探している最中だったため、理想となるスクラムの状態について自分の中で輪郭を描けたことは、立ち返れる場所が増えて、大きな助けとなりました。

これからスクラムマスターになる人やスクラムマスターとしてモヤモヤを抱えている人は、ぜひCSM研修に参加されてみてください。


今回はここまで!また次の記事でお会いしましょう〜〜🕊️
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