「経験」に必要な3つ目の要素
いつもありがとうございます!山口竜太です。
薬剤師、ノンテクエヴァンジェリスト、イベンター、一児のパパなどしてます。
今日の記事は短めに書こうと思います。
と、言いつつどうなるかわかりません!
ではいってみましょう!
「経験」とは何か
先日の記事にあった気づきを得られない3つの罠の中で、経験について少し触れました。
記事のなかで、経験には2つの要素、「時間」と「思考」があると書きました。
時間の経過だけで成長できるのは、せいぜい24,5歳まで。
それ以降は、「思考」がないといけない。
思考のない経験は、老化。
思考のある経験は、成長。
経過する時間のなかで、どのようなことを考えていけるかが、大事だと言いました。
今回はそこに、もう一つの要素を足したいと思います。
そしてコレが最も、難しい要素です。
「経験」に秘められた3つ目の要素
ずばりそれは、「努力」です。
言い換えれば「数のチカラ」。
極端な表現を使えば「数の暴力」です。
難しい要素と言いましたが、内容は簡単です。
努力すればいいんです、圧倒的に。
難しいのは、それは本当にできるか?ということ。
大抵の人はできない。
皆さんの周りで自分より成果をあげているなって人はいますか?
私の周りにはいます。
彼らは本当にすごいと思います。
ただ、すごいのはその成果ではなく、まず間違いなく、努力をしていることです。
日々の1つ1つの仕事に手を抜かない。
きっちりやり切る。
インプットも怠らず、アウトプットの大切さを知っている。
振り返りもするし、がつがつ進んでいく。
成功者の例として偉人をあげてみる。
発明王トーマス・エジソンは様々な発明をした。
1877年:電話機・蓄音機[E 4]
1879年:電球
1880年:発電機
(Wikipedia「トーマス・エジソン」より)
現在の私たちの生活に欠かせない発明をエジソンはしてきた。
その功績をみると、ややもすると、すごい発明の連続はエジソンの才能によるものと思いがちだが、実際は違う。
彼は後にこのような言葉を残している。
Genius is one percent inspiration, 99 percent perspiration.
(天才は1%のひらめきと99%の汗)
後世に残るのは成功の数々だが、彼はそのほとんどが努力だと言っている。
この名言には様々な人が意訳をしているが、私は「圧倒的な努力をできることを、才能という」と意訳して自分の中の大切な言葉として持っている。
エジソンは発明の裏側で、膨大な数の実験を行い、そのほとんどが失敗に終わっている。少し彼のことを調べてみるとわかるが、家を燃やしてしまったり、その好奇心から学校を辞めさせられたりしている。物事の失敗、はたまた一般的には人生の失敗といえるようなことも経験している。
日本歴代最高のスポーツ選手にイチローがあげられると思う。
もちろん、他にも偉大なスポーツ選手はいるし、野球であれば長嶋茂雄、張本勲、野茂英雄などなど、あげればキリがない。
とはいえ、イチローを“歴代最高の1人”と表現することは間違いないだろう。
はっきり覚えていないが、イチローが何かの記者会見で「ここまで積み上げた実績より、日々の努力を誇りたい」と言っていた。
天才と言われた彼も、間違いなく努力の人だったのだ。
努力するという当たり前のことだが、これが難しく、しかし結局これしかない。
「経験」というのは非常に甘美な響きを持っている。
時間が経てば成長するような、なんとなくそんな雰囲気を持っている。
たしかに時間の経過も大切だが、それは1つの要素でしかない。
あくまで、「思考」そして「努力」が必要。
「時間」はその絶対量を稼ぐためのもの。
そのことを、忘れてはいけない。
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