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ものがたり珈琲さまに短編小説を寄稿させていただきました

このたびものがたり珈琲さまからご依頼をいただき、短編小説を書かせていただきました。お問い合わせが来た当初は宛先間違えてない?と思ったんだけれど、担当者さまとお話しさせていただき、僕に当てられたご依頼だと信じることができました。

ものがたり珈琲とは、コーヒーと小説が毎月セットで届く体験型定期便。なんとペアリングのギフトとしてもご利用できるそうで、単発での購入も可能。季節に合わせたコーヒーと短編小説を毎月2種類お届けされます。

ちなみに8月のテーマは「心強さと切なさ」です。僕は「切ない気持ちに浸るときに」というタイトルで小説を執筆しました。もう1本は「共に歩むことを楽しみたいときに」というテーマで中馬さりのさんが執筆を担当して今す。

ものがたり珈琲は、元々友人が立ち上げたサービスで存在は知っていたのでですが、担当者さまはそれを知らず、打ち合わせ中にお話ししたところ、「ええー!そうだったんですか」と盛り上がりました。何人もの友人がものがたり珈琲に小説を寄稿していたので、いつか寄稿したいなぁと思っていたので、お声がけが本当にとても嬉しかったです。

ものがたり珈琲は、毎月2種類の珈琲とテーマに沿った短編小説が2本届きます。しかも小説は冊子だけでなく、電子書籍と朗読音源が届くそう。自分の執筆した小説を朗読してもらえるなんて嬉しすぎます。早く聴きたい。

執筆した小説の簡単なあらすじが下記です。

3年間恋人がいない妄想癖の強い女性が、マッチングアプリでとある男性に出会って恋をする。そんな彼はバリスタで修行中の身。将来自分のお店を持つことを夢見ていた。結婚を前提にお付き合いを始めた二人は仲睦まじい日々を過ごし、同棲の話まで出ていた。だがある日、彼から大阪にバリスタの修行に行きたいと申し出があり、突然二人の間に“遠距離恋愛”という試練が訪れる。

「切ない気持ちに浸るときに」がテーマでしたので、マッチングアプリで出会ったカップルが、彼の仕事の都合で遠距離恋愛を始めるという物語です。彼女の一人称視点で物語が展開されており、彼女の心の揺れ動きを描きました。執筆中はあまりにも悩みすぎて、大変だったのですが、完成した時の喜びが尋常ではありませんでした。改めて素敵な機会をいただきありがとうございました。

みなさまもぜひ小説と珈琲をお楽しみください!


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