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毎日更新が1400日になった

本日で毎日更新が1400日になった。嬉しさが込み上げるはずなのに、何も感情が芽生えない。ただただ日常が流れ、いつも通りの生活を営んでいる。いや、それは嘘だ。毎日更新を始めた当初よりも忙しい日々になった。ありがたいことに毎日誰かの文章を編集させていただいている。

ライターさんによって、文章の色が違って面白い。こんな素敵な文章は生まれ変わっても書けねぇよと絶望することもあるけれど、素敵な文章だからこそしっかり時間をかけたいとも思う。自分の編集方法は間違っていないだろうか。ライターさんが気持ちよく仕事を進められるようにコミュニーケーションに気を配れているだろうか。「自分はこのスタイルで行くので!」ぐらい自信を持てればいいのだけれど、どう思われているかばかりがずっと気になって仕方がない。

いや、自信がないわけではない、ただ人の目を気にしすぎているだけだ。人間関係を良好に進めるために、自分を消耗する。もちろん気疲れするし、体力も奪われている。やめたいが脳裏にちらつくたびに、自分を鼓舞するための理由ばかりを探す。希望の光が見えた瞬間に、心は安寧を取り戻し、消耗していた事実が無かったことになる。

度々、自分本位で生きたいと思う。きっと楽になるんだろうけれど、それで良好な人間関係を築ける自信もない。自分の性格の悪さは自分が一番理解していて、それはきっと社会に受け入れられないものだ。笑いたいときに笑い、泣きたいときに泣く。ムカついたことが起きたときは、感情に巻かさせて怒りをぶつける。すぐさま嫌われ者になって、この世界の居場所がなくなるのがオチ。

閉店間際まで粘ってPCと睨めっこしていた。それでも仕事は終わらず、帰宅してすぐにPCを開く。俺は何をやっているんだろうとふと何もかもが嫌になる。だが、これは仕事だと自分に言い聞かせて、なんとか持ち直した。

昨日の深夜に終電がなくなってから新橋にタクシーで行った。お酒につぶれた二人を見て、楽しい夜を過ごしたんだろうなと思って、自分の現状が少し嫌になる。僕は早朝から業務委託として働いている会社の展示会で呼び込みをしていた。展示会が終わり、もう何もしたくないと思ったのだけれど、持ち帰った原稿がこちらを見ている。くたびれた体を無理矢理動かして、喫茶店へと向かう。席に着くと周りにも僕と同じように仕事を頑張っている人がいた。楽しい時間を過ごしている人もいれば、夜遅くまで頑張っている人がいる。もちろんずっと仕事に追われているわけではなく、時と場合によって立場は変わる。

毎日更新が1400日になった。あいも変わらず仕事に追われる毎日を過ごしている。これを前向きに解釈するのであれば、自分を必要としてくれている人がいるということだ。自分を押し殺しすぎないように、誰かからの期待に応えたい。この先も期待してもらえるように、目の前のことにベストを尽くす。それしかできない。だが、それでいいのかもしれない。

自分は今楽しいのだろうか?と自問自答する。楽しいときもあれば、苦痛だと思う日もあって、楽しいと言い切れない現状がもどかしい。でも、それは好きなことだから耐えることができているのも事実である。好きなことで生きていくのは想像以上に難しいけれど、この経験がより良い未来に繋がると嬉しい。

今、あなたは楽しい人生を過ごせているだろうか。

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