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争わずに勝つこと

世の中争いばかりで疲れてしまうときがある。

弱肉強食の世の中だからあらゆることに争いが求められるのは仕方ないんだけど、争って勝つよりもできれば、話し合いのなかで折衷案を見つけることで折り合いをつけたいと思っている。

もちろん負けるのは好きじゃない。でも争いがほんとうに苦手だからできれば争わずに勝ちたい。

勝つための争いは基本的に誰かが不幸になって、誰かが幸せになるようになっているんだよ。

そのため争いはどちらかが蹴落とされてしまうから、見ていてなんだか悲しい。どうせならお互いが共存できる方法を探したいし、お互いが勝てる道を模索したい。どう考えてもお互いが生き残った方がお互い幸せになるからそっちの方が幸せだよね。

あと勝ち続けるのは難しいし、めちゃくちゃ消耗が激しい。常に勝ち続けなければならないって考えになってしまう可能性だってあるよね。

あと人は幸せになるために生まれてきた訳で、誰かに勝つために生きているわけじゃない。幸せを掴むためには争いが必要なときもあるけど、なるべく折衷案を用意できるようにしたいなって。

中国の軍略家である孫子は「不戦の勝利」を提言している。あの軍略家が「戦争はなるべくせず、勝つ方がいい」って、提言しているのを聞いて、孫子の兵法をこれでもかと言わんばかりに読み漁った。

「100戦100勝するのではなく、100回も戦う状況を作らないほうがいい」という文言もあった。100回も戦う状況を作る=敵が多いだと思うから、なるべく戦わない状態を作るのがベストだよね。

孫子の考えにとても共感したし、自分もそうでありたいなって。争いはなるべく減らした方が良いし、折衷案で解決できるなら、その方法を模索した方がお互い幸せになる可能性が高い。

確かに勝つための戦略は必要。でも誰かを蹴落としてまで勝ちたいと思わないんだよ。

折衷案を用意したとしても、相手がそれに応じないときは自分を守るために、全力で勝ちにいかなければいけない。自分の身に危険が降りかかろうとしているのに、自分の身を守らないのは違うもんね。

でも争いの中には勝たなくていい争いもある。負けから学べるものもたくさんあるし、ずっと勝ち続ける必要なんてない。「試合に負けて相手に勝つ」って言葉があるぐらいだから、自分がなにかを得られるのであれば、ときには負け試合をしたっていいと思う。

争いは最終手段だし、僕は争いが苦手だからなるべく争わずに勝ちたい。

でも、ときには争わなくてはならない状況も出てくる。

そんな状況に陥ったとしても、誰かが不幸になって、自分が幸福になるのではなく、お互いに幸せになれる折衷案を常に模索していたいなって。


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