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過去を笑い飛ばせる人間になりたい

流れに任せて空振り三振。追い求めた理想郷はまだ遥か先。挫折の連続の中で出会えた宝物、ぎゅっと握りしめていたはずなのに、いつの間にか手らこぼれ落ちて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤の日々の連続。

心が体を追い越して、こんなもんじゃないといまの自分を受け入れられず。それでも諦めきれなくて、綺麗事しか耳に残らない。もう少し現実を見なよの声を掻き消しているうちに人生はいつの間にか終わっていく。

綺麗なネオンと消えてしまったあの風景。希望と絶望を織り交ぜて、朝になったらまた違う顔をする風景をただ眺めていたあの日々。「まだできる」と「もう無理だ」の繰り返しの日々の中で、これまでに一体いくつもの夢を諦めたんだろうか。

忘れたくないことならあるし、忘れたくないことだってある。忘れたいことは選べないし、忘れたくないことばかり先に記憶が消去される。「うまくいかない」と「うまくいった」の両輪を愛せるようになれば、少しは大人になれるのかな。酸いも甘いも嚙み分けて、人生は勝手に流れていく。時間がすべてを解決するだなんて思いたくないし、すべては自分で乗り越えたと思いたい。

ふとした瞬間に何者かになろうとして、悩んだ末に自分で生きていくしかないと結論が出る。自分は1人じゃないと知って、たくさんの人に支えられている事実を思い出す。誰かになにかの恩返しができただろうか。考えに考え抜いた結果、何も返せていない事実に胸の奥が痛くなる。

さて、これから先はどんな生き方をしようか。

これから先の人生は、少しでも誰かのために何かができたらいいな。目の前に大切な人がいる事実。もういなくなった人がいる事実。そのどれもを抱き抱えながら前に進む。ときに後ろを振り返り、「あんなこともあったよな」とすべてを笑い話に変えられるそんな人間に私はなりたい。

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