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32歳フリーランス、就職について考えてみた

30代で上京を果たし、生活ができるほどの仕事は獲得できるようになったけれど、まだ突き抜けるには至っていない。自身の力不足は否めないのだが、どこに身を置くかによって、今後のキャリアに大きな影響を与えるのも事実だ。

現在はフリーランスで編集者兼ライターとして働いているのだけれど、どこかの企業で学んだことはなく、全て独学で仕事を進めてきた。書籍や誰かが書いた文章で学んだり、フリーランスとしてさまざまな企業の方と働きながら、見よう見まねで仕事をしている。独学には限界があって、今より突き抜けるためには、どこかの企業に入って修行を積んだ方が良いのかもしれない。最近、そんなことを考える機会が増えた。

昨日、先輩に今後のキャリアについて相談したところ、「一回就職してみたらどうかな。自分の代表作と言える実績を作ることができれば、大きい仕事だけでなく、細々とした仕事のオファーも来るようになると思うよ」と返ってきた。

フリーランスの編集者として、さまざまな企業と働く中で社内の大切な仕事が回ってくる機会はない。もちろんどの仕事も大切なのは理解しているし、仕事をいただけるだけありがたい。だが、より突き抜けるためには、社内の人にしか任せられない重要な仕事をする必要があるとも感じていたのも事実だ。仕事の規模が大きくなればなるほどに車内で完結させたいと思うのは、ごく普通の考え方だ。もちろんフリーランスでも大きな仕事を任せていただける人もいるけれど、今の自分の実力はその域に達していないと感じている。だからこそ、お金をもらいながら働くという選択肢が頭の中に浮かんできた。

会社に入るメリットは他にあって、収入の安定もその一つだ。フリーランスは収入が不安定で、数ヶ月のプロジェクトに携わった際は、完走後に収入が入ってくるといったケースが多い。もちろんそれなりの金額をいただけるが、一定期間無収入が続くのも事実だ。それを避けるために複数の仕事を進めながら生計を立てているし、そのやり方を続けることはできる。だが、会社員の場合は毎月銀行に一定額が振り込まれるため、生活費の心配をする必要がないという点にも惹かれているのだ。

現代の最強の働き方は本業×副業だと思う。パートナーは会社員として働きながら、週末に副業という働き方を実践している。本業で生活の基盤を整えながら副業で新たな挑戦ができるのが、この働き方のメリットだ。また本業で生活費を賄えるため、副業の数をコントロールできるのも魅力的だ。もちろんスキルありきでの話ではあるけれど、本業で学びながら副業で新しい挑戦をするという働き方を実現させるのが、今の自分のやるべきことなのかもしれない。

とはいえ、これは一過性の考えの可能性もあるし、深く思考を凝らせば、別の道が見えてくる可能性もある。7月中に自身のキャリアについて考える時間を設けて、冷静になって考えたい。

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