一体、なんのために頑張ってるんだろう？

最近自分が「なんのために頑張っているのか」わからなくなってしまうときがある。

今は自分のために頑張っている。

そう言い聞かせて頑張ろうとするんだけど、どこかでプツリと音が聞こえてしまうのが目に見えていて、自分のために頑張れない自分がいる。その事実がなんだか今はとても怖い。

なぜ自分のために頑張れないんだろう？

その理由は自分のために頑張った経験が欠如しているからに過ぎない。

これまで自分が頑張ってこれたのは、「誰かの存在」がとても強かった。

家庭が貧しくて遊ぶことをせずに働き続けたのも、家族のためだったし、好きな人がいたときも好きな人のために頑張っていただけの話。頑張る理由をを人に委ねて、自分のために頑張ろうとしなかったつけが今出ているから苦しんでいるんだろう。

ふと一人になってしまったときに、なんのために頑張っているのか見失っている自分がいる。「誰かのため」とはいえ、最終的には自分のためになっているのはわかっている。

自分と誰か。僕は誰かがいなければ頑張ることができない人間。

僕が自分のために頑張ったのはいつだろう？

その答えを僕はわからないから答えることができない。

かれこれ10年以上は自分のために頑張っていないということはわかる。だから一人になった今、頑張る意味を徐々に見失い始めている自分がいた。

じゃあその誰かがいない場合はどうするっていうお話。

とはいえないものねだりをしても意味がないから、無理矢理にでも「自分のためだ」と言い聞かせて、目の前のことをこつこつと頑張らなければならない。

誰かのために頑張るのではなく、自分のために頑張ること。

自分のために頑張ったそのさきにある景色を自分の手で掴みに行こう。