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人生は模索の連続で、それを楽しむ旅みたいなものだ

焦りと不安。そいつを味方につけたいとは思うけれど、いつもそっぽを向きやがる。調子のいいときは仲良くできるのに、油断すればすぐに身に降りかかる火の粉と化す。不安は大抵杞憂に終わるし、焦りは苛立ちと失敗を連れてくる。時間が永遠にあれば、こ不安と焦りとの付き合い方を学べるんだろいけれど、人生はそんなに都合良くできていない。

目まぐるしくすぎる日々。2021年も6月と折り返し地点まで来ている。年が明けたのが最近のように思えるのに、時間の流れってのは思ったよりも速いみたいだ。歳を重ねるにつれ、時間の体感速度は早くなっていく。30代の友人いわく、30代は20代よりも体感速度が速いらしい。

20代でこの速さなのに、、それ以上速くなるなんて想像するだけで怖い。でも、20代で片付けるべき試練をまだ乗り越えていないから30代のじぶんを考える余裕はまだなさそうだ。2021年の折り返し地点で、どれだけのやりたいことをできたのだろうか。そして、やらなければいけない、やれていないことはいったいどれほど残されているんだろうか。

やらなければならないことなら無数に出てくるのに、「やりたい」がまったく出てこない。旅行に行く、美味しいものを食べるとかそういうものなら出てくるんだけれど、どんな仕事をしたいとかそういう系のやつがない。

これまでガムシャラにやってきたのに、いったいどこへ向かっていたんだっけ。目まぐるしくすぎる日々のどこかに落としてきたのだろうか。それすらもわからなくなっている。なにを目指して、なにになりたくて、独立をしたんだっけ。

29歳を目前にして、また迷子だ。いつになったら学ぶのだろうか。いや、一生このループから抜け出せないまま終わってしまう可能性だってある。もしそれが現実になったら嫌だから、きちんと自分と向き合う時間を取る必要がある。でも、向き合えば向き合うほど、迷路から抜け出せなくなる可能性もあって、なにが正解かはわからなくなってしまう。

正解なんてじぶんで決めなきゃだし、正解よりも納得感を持って物事を進めなきゃなのに、いつも答えを欲しがってしまう。無い物ねだりなのはわかっている。でも、なにかに縋らなきゃやってられない時もあって、それがいまなんだと思う。

もうこの際、悩んで、前に進んで、また悩んで。そっちの方が人間らしくていいのかもしれない。悩めるのは人間の特権で、決断して前に進めるのも人間の特権である。最終的に笑って死んでいけたらそれでいい。人生とは模索の連続で、そそれを楽しむたびみたいなものだ。

鳥のように世界中を旅したっていいし、亀のようにその場に留まり続けたっていい。働きアリのように一生働き続けたっていいし、ナマケモノみたいに怠けたっていい。

大切なのはどう楽しく生きるかだ。楽しく生きるためには、じぶんの軸をしっかりと持ち、その指針に沿って生きていけばいい。道中を楽しもう。そして、最後は笑って死んでやろうな。



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