おいしいチャーシューの作り方


チャーシューづくりは簡単、時短、おいしいの三拍子が揃っている。

後片付けはちょっと大変。

豚肉のあぶらは落としにくい。

でも本当につくるのは簡単で、非常においしい。

近所のスーパーには国産豚バラが100g88円とかで売っていて、400gの肉を2パック買う。

味つけは醤油、料理酒、みりん、砂糖、焼肉のたれを、10:10:10:3:3でいれる。

醤油が100mlなら料理酒、みりんも100ml、砂糖30g、焼肉のたれ30ml。

これ目安。

あと、チューブのしょうがとにんにくを人差し指一本ぶんほど入れるだけ。

これで、味つけは完璧。しかも覚えやすい。


調理の仕方は、お鍋に火をかけてのスタンダードタイプ、圧力鍋、保温鍋と試して、いまはIHの圧力式の炊飯器がいちばん美味しくできる。

お鍋でコトコト、は風情があるけど、ずっと火を使うから時間がかかるし地味に点検する手間がある。

保温鍋の場合、最初にフライパンでお肉に焼き目をいれる。各面3分ほど中火で。

そのあと保温鍋に上に書いた調味料を全入れして、焼き目の入ったお肉を入れて沸騰する。

それを保温容器に入れて数時間放っておけば完成。

これでも十分おいしい。

おいしいんだけど、微妙にお肉にタレが染み込まない。

保温時間を長くすれば良かろうと、容器に一晩いれて作ってみたんだけど、あまりやりすぎると脂が落ちてお肉がパサパサになる。


こういった経緯から、いまは炊飯器でつくっている。

調理はいちばん簡単。

お肉、調味料を炊飯器にいれてスイッチポンするだけ。

あ、このとき事前にゆで卵をつくっておいて、一緒に入れると味玉もできて一石二鳥。


ちなみにゆで卵、きれいにつるんと卵むけますか?

ゆで卵の作り方もこれまた簡単。

鍋に卵を入れてひたひたに水を入れてコンロで火をかける。

沸騰したら半熟だと7分くらい、完熟だと13分茹でる。

茹でたら氷水に入れて数分してから卵の殻を剥くと綺麗につるんと剥けます。


チャーシューを炊飯器でつくるときの注意点は、炊飯器から出る蒸気に気をつけること。

炊飯器にかかれている具をいれる上限を超えてつくり始めると、蒸気じゃなくタレが噴き出してデンジャラス。

あと、うちの炊飯器は「出来上がりまであと◯◯分」と表示されるけど、当てになりません。

うちの炊飯器の場合、「あと15分」の表示のまま20分以上はかかります。

炊飯器で調理開始しておおよそ1時間+アルファで完成です。


炊飯器でつくったチャーシューがいちばんお肉が柔らかくて、ジュージーで、味がしみしみになります。

味玉もいい感じです。

たれがサラッとじゃなく、ドロっとして、とろみがまたいい感じでうまい。最高です。

難点はそれなりに時間がかかることと、炊飯器からシュコシュコ水蒸気が出て、部屋中チャーシューの匂いが充満してしまうこと。

あと、うちの炊飯器は洗う時に部品数が多い。水蒸気が出るところは部品が二つ+パッキン着脱の作業がある。

内蓋は二枚。それらと釜を洗ってって、それなりに面倒。

でも面倒くささの後においしいチャーシューが食べられるから仕方がない。


寒い冬はチャーシュー作って、炊き立てのご飯を鍋で炊いて、作りたてのお味噌汁があれば、これ以上ない贅沢な食卓になる。

映画ショーシャンクの空にで、刑務所の上で飲んだビールくらい劇的にうまい。

休日になったらおいしいご飯とチャーシューをつくりましょう。間違い無い週末の過ごし方です。



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