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電子辞書は目が疲れるのか

連休初日に微熱がでてダウン。

熱はすぐ下がったけどだるさが続く。


お休みは小林多喜二の『蟹工船』を読んでました。

あまり健康的な過ごし方ではない。

体調不良だし。


蟹工船、めちゃくちゃ面白いですよ。

いま日本で何人読んでいるだろう。

1929年発行。

文体が読みやすい。

沢木耕太郎の『深夜特急』とか、漫画『海猿』に似た空気感を感じます。

読んでるとさまざまなにおいがしてくる。


1日で終盤まで読み終えたんですが、目が痛い。

ひさびさの眼精疲労。

先日買った電子辞書エクスワードに内蔵されている青空文庫で読んでました。

電子辞書を横にすると文庫本サイズになり、画面は半分だけど、文庫本を読んでるような姿勢で読めます。


LED照明を買うときは事前に照明売り場に行ってiPhoneのスロー撮影をするといい、とSNSでみた。

光のちらつき加減をチェックできるらしい。


iPhoneで試してみる。

まずは手もとにあった、ダイソーのUSB型ミニスタンドライトをチェック。

これがいちばん怪しかったので。

ちらつきなし。なんと。

MacBook Air、問題なし。


電子辞書エクスワード、ちらつきまくってる!!

長時間の読みすぎもあるけれど、画面のちらつきが目をシュパシュパさせてるのか?

ちなみにエクスワードと同年代のシャープ製電子辞書ブレインの画面はちらつき無しでした。


このエクスワード、2012年頃のもの。

もともとLEDは寿命を伸ばすため、そして省電力にするために、目にみえないフリッカーを発生させているらしい。


じつはエクスワード、以前も10年落ちの高校生モデルを持っていて、コロナの巣篭もりの際、吉川英治の宮本武蔵を読破しました。

エクスワードに日本文学作品集が内蔵されていて、その中からみつけて読み始めたんですが、途中で目が痛くなって断念。

中盤からはKindle端末で読みました。


どちらも10年落ちの古いモデルなので、経年劣化の影響もあるかもしれない。

が、エクスワードはちらつく傾向があるかもしれない。


iPhone以外のスマホでスロー撮影したらまた結果は変わるかもだけど、光源のちらつき加減の目安にはなりそう。

照明とかガジェットで、目の疲れがハンパない時は、iPhoneのスロー撮影で気軽にチェックしてみます。




蟹工船、青空文庫版でじゅうぶん読みやすくて楽しめます。
1920年代の北国の蟹漁生活の過酷さよ。
2010年頃、当時の派遣労働の過酷さからプロレタリア文学がブームになりましたね。


こちらも青空文庫の合本版。
各巻ごとに無料で読めるし、合本版はまとめて読めて便利です。
青空文庫版でじゅうぶん読みやすい。なにより面白い!
古典だけど新聞小説のものは、今読んでも面白いものが多いです。


次は林芙美子著『浮雲』のつづきを読みたい。


学生時代に読破して、無性に興奮して、ドキドキしながらバイクで国内を、バックパックで台湾を旅しました。
今考えると旅のはじめにマカオでサイコロ賭博して有金突っ込みむって、破天荒すぎだろ!


最近読んだ沢木耕太郎著の作品。
1979年、引退前の藤圭子さんをインタビューした時の内容をまとめたもの。
藤さんの生育歴の話が蟹工船の時代の延長に感じられます。また、インタビューをしていくうちに著者と藤さんと距離感の変化が変わっていく点もポイント。
一通り読んだ後、なぜ当時のインタビューを2016年に出版したのか、著者と藤圭子さんの距離感の変化や物語のあとのことなど、ネットや記事で調べるとこの作品の未来にまでストーリーが続いている。


流星ひとつを読んだあと、LPを買いました。
のどの手術前の歌声、1970年の録音。


とにかく熱い。
いろいろほとばしっている作品。
いまでは作品が描かれた背景や映画化の話、役者について等等の方がSNSで目立ってますね。


今回画面のちらつきが気になった一台。
テレビ通販用の特別仕様のようです。
作りはしっかりしていて、日本文学、海外文学それぞれ1000タイトル内蔵。
ペット事典やおくすり事典、俳句や歌にも強いです。
画面のちらつきは要チェックですね。長時間の閲覧は控えましょう。


同世代のシャープの電子辞書。
こちらは手持ちの画面ではちらつき問題なしでした。
このモデルはテキストメモ機能が標準装備!
なんちゃってポメラ、いやそれ以上のポテンシャルを秘めていて、外出先の文字打ちができます。
中古で数千円で買えるので、お試しポメラ用としてもオススメ。
書きながらすぐ辞書引けるって便利ですよ。


うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。