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自作ダンス作品バナー解説③

note4日目。

日々更新するの大変ですね…
でも3日坊主にならずになんとか続けて行けそうです。
今日久しぶりに散歩をしに外行ったのですが、靴擦れ起きてしまいました…
自分もろい。退化してしまいました。

人間は立っている状態が一番自然な状態で、座っている状態は身体に毒っていう風に聞いたことあるのですが、2足歩行に進化してそのような状態になったのだとしたら、座ることが自然な状態であるように進化しても不思議じゃないですよね。むしろそうならないかな…とか思った今日の午後。

さて、今日はバナーの右下の作品についての紹介です。

「nowhere」

この作品は、ダンス部の2個下の後輩の女の子に振り付けたソロ作品です。
「何処にもない場所」…という風に受け取ってもらえたらと思います。
何処でもない場所に立っているからこそ何にでもなれるという不安と希望
そして、今この場所は今以外何処にもない…
だからこそ今を精一杯生きよう
そういう風なテーマで創作しました。
(今までどういう作品なのか書き忘れていたので今日は書いた)

ソロを創ってほしい、と頼まれたときはとても嬉しかったですね。
しかもコンクールにも出しました。
1年に一度しかない、かなり大きいコンクールに僕の作品で出演してくれるのはとても嬉しかった反面、不安も大きかったです。
しかもそのコンクールはモダンダンス…コンテンポラリーダンスと何が違うんだっていう感じですね。

僕的にはモダンダンスはモダンと言いつつもかなり伝統的なものであると思います(コンテと比べて)。間の取り方や踊り方の技術は各教室ごとに綿密に決まりごとがあり、基礎練習もどのようにするか決まっています。まあ1人の先生に師事するという形式をとっているためそのようになるのは当たり前ですね。そのため、コンクールでも採点基準がはっきりしているように感じました。
それに対しコンテンポラリーダンスはより前衛的なものを目指すものであり、コンクールにおいては採点基準が変わりやすく、審査員毎に着眼点の違いや好みがモロに出るように思います。

以上のことから、コンテンポラリーダンスをやってきた僕にとってモダンダンスのコンクールに作品を出すことはとても大きな挑戦だったと言えます。
踊ってくれたダンサーの彼女には本当に感謝です。
昨日紹介した「慟哭」にも出演していたため、コミュニケーションもとりやすく非常によいクリエーションができました。
コンクールも見に行きましたが、非常に勉強になりました…
間の取り方から一つ一つの踊りの所作の丹念さには目を丸くしましたね。

コンクールでは受賞はならず。
ですが、コンクールに出すからには賞は気にはしていましたが、それとは別の、作品を創りそれを観た観客に何か感じていただけるものがある作品を創ることの方が大事でした(「アート」とはそうあるべきだと思っている)。
それが共有できていた彼女がダンサーでよかったです。

ちなみに賞をあまり気にしなくなったのは、「慟哭」で受賞してからですね。
ダンス部で学んだことはここで語りきれないほど遥かに大きい…
少しずつでも記事にしていけたらなと思います。

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