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無計画的散歩のススメ-京都ぶらり歩き-

京都に観光に行く。そんなとき多くの場合、どこか目的地を決めて、できればそこまで効率的に行けるように計画を立てることが多いと思います。
しかし、何も目的を持たず計画も立てずに京都を歩くのは、それと同じくらいその街を楽しめる。
そんなふうに先日京都をぶらりと散歩して感じました。せっかくなので写真とともに振り返ります。


休日に京都市内で用事を済ませたあと、まっすぐ地下鉄に乗って帰ってもよかったのですが、予定もなかったので、のんびり歩いて帰ることにしました。

御池通のバス停

御池通は京都市内を東西に貫き、片側3~4車線はあるような主要道路ですが、春は桜が咲いていたり、この時期はあじさいが咲いていたり。大通りでありながら、季節を感じられるスポットです。


一本大通りから中に入ると、京都といえども人通りは多くなく、生活感の溢れる雰囲気が漂います。

四条通
ここに出てくると人手は多い


何となく歩いているだけですが、歩くとこ歩くとこお寺がたくさん。立派なお寺に何個も出くわします。


あとぶらぶら歩いているだけで、入ってみたいなと思うカフェや飲食店もいっぱいありました。そういったお店と次々出会えるのは、京都という都市のもつ活力ゆえんだなと思います。
もっと小さな町だとそうはいかないだろうし、車での移動を前提とした街だとそもそも歩いていける範囲が限られてしまいます。


途中休憩として、WEEKENDERS COFFEE ROASTERYというコーヒー屋さんに立ち寄りました。

ここだけは事前に行きたいと思っていた場所です。何も計画を立てずにといっても、あまりに自由だとかえってどうすればよいか分からなくなるので、無計画のなかにも、ひとつかふたつくらい目的が見つけるくらいが自分的にはちょうどいいかなと思います。

WEEKENDERS COFFEE ROASTERY
中庭でコーヒーを楽しめる
浅煎りのアイスコーヒー
酸味が歩いた身体にしみます


無計画的散歩のいいところは、思いのまま気の向くままに散歩できるところです。
どこかに向かって一直線に進む必要もありません。気になった通りに入っていくのもいいですし、それこそあみだくじのように次の交差点が来たら曲がろうみたいな歩き方もおもしろいです。
その点、京都は通りが碁盤の目状なので、地図を見なくてもどの方向に向かっているかも把握しやすいです。

京都タワーだ
奥に見えるのが京都駅


行きたい場所を決めて、効率よく回る旅もいいですが、たまには時間をとって行き当たりばったりに歩くのもまた楽しいです。旅の楽しさは目的地よりも、それまでのプロセスにあることも多いと思います。

今回は京都を歩きましたが、次は地元の町や、旅先の街でもぶらぶら散歩したいです。



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