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優秀な塾講師になるために

ここでは,個別指導・家庭教師に絞った話をさせていただきます.
わかりやすい説明をする秘訣,ではありません.どのように解説以外の部分で生徒の成績向上に貢献するかについて以下で考えてみることにします.

塾講師の役割

塾講師というのは,学校の先生とは別の価値を生徒・保護者に提供する必要があります.そのため,ただ問題の解説をすれば良い,というものではありません.塾講師の役割というのは,「勉強計画」これに尽きると言えるでしょう.

具体的に何をするか

当たり前ですが,塾で指導をしている方は必ず生徒に宿題を出すと思います.生徒によって宿題について考慮することは違ってきますが,いくつか共通して考えるべきことがあります.
まずは学校の進捗との兼ね合いです.定期テストで点を取ることを目標としているならばこれは欠かせないでしょう.定期テストとは関係なく受験指導をしている場合でも,塾でやった内容の復習を数週間後〜二ヶ月後くらいに学校でやる,という形の方がちょうど良い(人によります)ので,学校の進み具合は必ず踏まえた上で宿題は出しましょう.
次に生徒の勉強意欲です.生徒にもし勉強意欲があるならば,宿題は大雑把に出して良いでしょう.今日やったところの問題を解いて,復習しておいてね〜,というように.(そのような生徒はそもそも指導の必要がないかもしれませんね.)意欲のない生徒は,かなり具体的に宿題の内容を決めましょう.この問題たちを解いておいてね,次回この中から確認テストをするよ,というように.
基本的にはこれらのことを意識して宿題を出せば,問題なく生徒は復習ができると思います.あとは先生の指導の腕次第です.

もし,宿題だけでは生徒が復習をできていないようであれば,授業時間を用いて共に計画を立ててみましょう.学校の授業の後のこの時間に宿題をやろう,という風に,です.成績が上がらない理由は間違いなく「演習の量が足りない」だけなので,必ず宿題をやらせるようにしましょう.
それでも伸びない場合は,勉強方法が間違っています.(例えば,YouTubeを見ながら勉強している)これはきちんと生徒と話し合って,改善を図るべきです.

最後に,生徒の勉強のモチベーションというのは様々ですが,とりあえずは褒めてあげましょう.承認欲求を利用することで,生徒のやる気をうまく引き出すのがコツです.
自分もまだまだ未熟な塾講師(家庭教師)なので,生徒とともに成長していけたらと考えています.みなさんも一緒に頑張りましょう.


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