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eスポーツがビジネスとして注目される理由

「ただの遊びじゃん!」
「将来何の役にも立たない!」

ゲームをやっているとこんなこといわれませんでしたか?

親に「勉強しろ!」と取り上げられた経験がある人もいるのではないでしょうか?

しかし、今では一部のゲームが「eスポーツ」と呼ばれ、スポーツと同じプロ選手が誕生する産業になりました。

世界各地で大会が開催され、優勝賞金がなんと億単位のものまで出てきました。

子どものあこがれの職業にも名前が挙がるようになり、ただの遊びからあこがれの職業に!

スポーツの1つとして世界的に認知され、2024年のパリ五輪で正式種目になることが決まりました。

そんなeスポーツが、今ではあこがれの職業やエンタメ産業にとどまらず、ビジネスとして注目されています。

「eスポーツに興味がないよ…」という人も、ビジネスの勉強の一環として知るとお得ですよ!

その理由とは…
本編で確かめてください!

それでは見ていきましょう!


◆ eスポーツは若者市場

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本題に入る前にeスポーツの現状から…

eスポーツと聞くと、ゲームを作った会社が会場を借りて参加者を募集して大会を開く、こんなイメージではないでしょうか?

少し違うんです。
一番大きな違いがスポンサーがいること。

大会にスポンサーがつくこともあれば、有名なプロ選手個人につくことも珍しくありません。

どんな会社がスポンサーになっているか、少し例を出します。

* スポンサー例 *
☑ トヨタ自動車
☑ 日清食品
☑ サッポロビール
☑ おやつカンパニー

例を見ると、ゲームとは全く関係ない業界がスポンサーになっていることがわかりますね。

ですが、これはプロ野球やJリーグと同じです。
ではなぜeスポーツなのか…?

それはeスポーツは若者市場だから。

プレイヤーをはじめ、会場で観戦する人、スマホで視聴する人の年齢層の8割が10代、20代と言われています。

若者世代にリーチするために多くの企業がeスポーツに注目しているというわけです。

これは、若者ほどテレビを見ない傾向があるため、テレビなどのマス広告を出しても効果が得られにくいことが関係しています。

少し前ならば、企業が認知される手段の1つとして、テレビなどのマス広告が有効でした。

ですが、今はスマホがあり、若者ほどスマホ1つで完結しようとします。

スマホならいつでもどこでも見ることができ、テレビよりも若者向けのコンテンツも多い。

テレビが家にないという人もいるくらい、テレビを見る習慣がなくなってきました。

しかし、若者世代はマス広告による認知が効果的ではない…

そこで若い人に会社を知ってもらうためにeスポーツが注目されているのです。

日清食品のカップヌードルをeスポーツの会場で販売すれば、選手や観戦者が商品を買い、SNSを使ってシェアすれば若者への効果は大きいです。

また、eスポーツと関連性をもたらすとなお効果は大きいです。

eスポーツ選手は練習に時間を使いたいので、食事は時短が好ましい…
カップヌードルはうってつけですね。

あこがれのeスポーツ選手が食べていれば、自分も食べたくなる…
こうして若者市場にリーチしていくことができます。


◆ 地方創生効果

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少しずつ認知度が広がり、現在では地方の活性化としても注目されています。

都市に人が流出する今、若者に残ってほしいと思うのはどこも一緒ですよね…

地方でのeスポーツイベントとして、茨城県・富山県・大分県が数々の取り組みをしています。



茨城県では2019年10月に第74回国民体育大会、いわゆる国体が開かれました。

なぜeスポーツを種目に取り入れたか…
それは県の魅力が乏しいという悩みがあったから。

茨城県は都心からそんなに遠くないため、都心の若者を呼び込める手段の1つとしてeスポーツに注目。

地方では中小規模の大会ばかり開かれる中、地方でも大きな大会ができることを伝えつつ、茨城県と国体の名前をアピールするきっかけになりました。



富山県では「ToyamaGamersDay」が開催されました。

県をはじめとして、商工会議所や観光協会も協力し、もっとも成功している地方のeスポーツイベントとしても注目されています。

若い人向けのイベントが少ない地方では大きな集客効果が見込めています。



大分県では、おんせん県というキャッチコピーもあり、2019年3月に「BEPPU  ONSEN LAN」を開催しました。

足湯や浴衣レンタルしてゆったりゲームを楽しんでもらう大会となりました。



これらの県で少しずつeスポーツによる集客をしていますが、日本全体で見ればまだまだです…

しかし、今後eスポーツの市場規模が大きくなり、eスポーツに認定されるゲームが増えてくれば、より参入する都道府県が増えてくるはずです。

地域の特徴に合わせた大会が開かれれば、若者に地域の魅力を知ってもらえる良い機会になっていくはずです。


◆ まとめ

遠回しに説明しましたが、私がeスポーツに注目する理由、それは

* eスポーツに注目する理由 *
☑ 若者をターゲットにしたマーケティング
☑ 地方創生

私が地方在住ということもあり、地方に若者を増やすためにどうすればいいのか悩んだ中でeスポーツに注目したわけです。


◆ 終わり

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最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

eスポーツは世界的に盛り上がりが増えていき注目されています。

私自身もゲームが好きでしたが、ビジネスの勉強を優先するために今までやってきたゲームを全てやめました。

以前、ゲームはやめろ!!!と記事にも書きました…

ですが、ゲームはやるだけが全てではないんですよね。

見るだけでも楽しいのがゲームのいいところ。

野球やサッカーだって、できなくてもプロの試合を見るのは楽しいですよね。
それと同じことです。

私自身、ゲームはきっぱりやめましたが、めちゃめちゃ動画は見てます。
やはりゲーム好きの血がまだ残ってました(笑)

私のようにゲームは好きだけど他にやりたいことがある人はeスポーツを知るだけでも十分楽しめます。

そこで、eスポーツを知るためにこの3冊がおすすめです。
(うち1冊はマンガ、面白いです!)

☟ eスポーツを知るためのおすすめ本 ☟

まだeスポーツに関する本は少ないですが、市場拡大に伴って今後より増えていくでしょう。

ビジネスの一環で見ていますが、もちろんゲームとしても熱くなれて面白いです!

皆さんも1度ぜひ会場に足を運んでみてください!

それではまた次回に!!!

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