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作曲は他から吸収して初めて形をなす

作曲において、始めから素晴らしい作品をかけるわけではありません。バッハも、モーツァルトも、ベートーヴェンも先人が残したものを吸収して自分なりに昇華していくことで名高い作曲家へとなったのです。

自身の音楽性を高めたいのであれば様々な作曲家の作品を調べて、和声、構造などを学んでいくことが良いでしょう。

ベートーヴェンは個人的にかなりの勉強家なんだなと作品の変遷を見て感じました。

初期はハイドン、モーツァルトの影響が表れており、後期にはバッハやヘンデルの作品を研究し対位法を使用した作品も現れます。音楽に対しては貪欲な姿勢を見せていたからこそ、作曲家として大成したのだと思います。

そんなベートーヴェン以降の作曲家は大なり小なり彼の影響を受けています。特に意識していたブラームスはベートーヴェンの遺した作品の重圧から交響曲や弦楽四重奏曲の発表にはかなりの時間をかけていました。

自身の音楽性を広げたいのなら様々な作曲家を調べるのが一番良い方法です。もちろん自身が好きじゃない作曲家を無理に学ぶ必要はありません。年月が経てば好きになるかもしれませんし、その時が来るまで放っておいても構いません。

ポピュラー音楽においても同じことが言えるでしょう。ジャズ、ファンク、ロックなど幅広いジャンルを持つポピュラー音楽はネタの宝庫です。曲作りに行き詰ったら、いつもと違うジャンルの音楽を吸収して作曲に活かすのが良いでしょう。

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