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フェイスブックのおせっかい

どうもこんばんは。りょーさけでございます。
眠い。

お仕事が繁忙期に入ったにもかかわらず毎晩の遅寝がたたったか、とても眠い…。

寝不足は全方位にモチベーション不足をもたらします。不眠不休で僕は頑張れません。頑張りません。そんな泥臭さは持ってません。

今日の晩酌は、こんな感じ。ちょい前にちょい話題になったやつですね。不純物の少ないウォッカを使ったレモンチューハイ。
柑橘の香りがふわり。強いアルコール感がぐわり。それぞれの風味の個が立ってる感じですね。これがウォッカの純粋さ故なのかは…わからないけれど。うん、悪くないです。

今日の朝も寝不足を引きずりながらいちごオーレを飲んで出勤してました。甘いぜオーレ。

ちなみに日本酒がこの世になかったら好きな飲み物ランキング2位です。いちごオーレ。1位は三ツ矢サイダーです。飲み物は甘いほうが好きだなあ。

そんな感じで仕事場の駐車場からちょっと歩いて仕事場へ向かってました。で、ちょっと久々にフェイスブックをチェック。
仕事直前にSNSとは。甘いぜオーレ。
最近見てなかったからなんか更新があるかなーと思いまして。ハイ。

そしたらば出てきたわけです。奴が。
フェイスブックのおせっかい機能「○年前の今日の思い出」ってやつです。

これ出ると嫌でも思い出しちゃうんだよな。今と全然違う生活の渦の中にいる自分を。
(文句みたいなことを言って結局見ちゃうあたりどうなのって感じですが笑)

そのフェイスブックの機能によりますと…3年前の私はちょうど今くらいの時間に仙台→東京へ向かう夜行バスに乗るために移動…する前に会社で残業をしていたらしい。

そうか、この時間までしてたか。
うん、そうか。今は考えられない。考えられないですね。

考えられないから、そのときの自分を考えてみますか。

まずお決まり的な予防線を張っておきますが、私は仙台での仕事やそれ以外の経験を有意義なものだったと思っています。これも今がある程度落ち着いていて毎日こんな文章がかけてある程度幸せだからかもしれません。という意味で暫定的ではあるかもしれませんが、今は思ってます。

(なんでこんな予防線張るのだろ。しかし自然と出てきたのです。)

別記事でちょいちょい言ってるかもですが、私は数年前まで仙台にいて、パン屋に勤めていました。地域の人々に愛着を持たれているパン屋だった。労働時間の長いパン屋だった。苛烈な人たちの住むところだった。

そう、僕は底にいた。

この「底」は誤字です。パン屋を指すつもりで「そこ」と入力しました。しかし、フェイスブックの思い出の時点を指す言葉としては「底」は間違っていません。

あのとき残業はショックだった。
なにしろ4ヶ月くらい前から予定していた東京への旅行でしたから。夜行バスに間に合うかも不安だった。今考えるとのがしたって新幹線か何かで行けばいいのですが。翌朝に。とても視野が狭かったので笑

と、閑話休題ですね。
そこにいたのです。苛烈なパン屋に。

ちょい酒も出しますか。思ったより長くなった。
澤屋まつもとKoconです。栓を開けてからしばらく経ちました。味が開いてきました。甘さ、旨さが素直に訴えかけてくる。が、まだ酸味がそれらが暴走しないようにつなぎとめている。
ここで酸味がないと、途端に酒の全体像が崩れる。甘いだけ。うまいだけになる。それも十分良いことだけれど、ここで酸味がきいてくるのがいい。

野放図に、一直線に何かを(何かに)信奉・傾倒するのではなく常にどこか違う方向もしっかりと視線を向けている。確固たる視線の動きを感じる。動くことをやめない酒。静謐にして多動。というのは矛盾なのかな。
(これは私の信念ですが、良酒は矛盾した性質を軽々と両立してみせるという傾向があると思っています。)

『人のセックスを笑うな』の永作博美のようです。軽く見えて大きく、捉えたと思ったら逃げていく。しかしその様が不快じゃない。むしろ魅力的。
野放図な成熟。枯れない可憐さ。そんな感じ。

いい夜だな。今日も。

ついでに過去を振り返っておきましょうか。
僕は大学で哲学をやってました。やってたのかな?
自分では必死を気取っていたけれど、今思えば一匹狼気取りでコミュニティに属さず誰からも学べなかった。
で、留年しました。
その時の本願は大学のセンセイになることだったけれど、まるで実現不可能な状況になった。

ということで就活をしました。
今思えば滑稽だったけど。

スーツは似合わず、髪はセットできず、受け答えはお経の暗唱。
それはどこの会社もほしくないでしょう。

そんな感じで流れ流れてたどり着いたパン屋でした。
パン屋に入社できたのはたまたま面接官との相性がそれほど悪くなかったからです。

再三の言葉ですが、苛烈。
そんなパン屋でした。

一般的な一日のスケジュールは、5時起床、6時出勤、7時の開店に間に合うようにパンやディスプレイのセット。その後19時半まで休憩もありつつ通常業務、その後に残務があれば残業。

自分が仕事になれるに連れて早く帰れる日は増えたけれど、だいたいこんな感じでした。遅番の日はもう少し軽かったけれど。

きついね。留年中自堕落な生活を送ってましたから本当にいい刺激になりすぎました。はじめの頃は毎日泣きそうだった。本当に泣きそうな日もあった。

泣いた日もあったかな。

あまりに環境が違いすぎていやあ戸惑った。
ビジネスとか興味なかったしね。就職するつもりもなかったし。浮世離れした大学でヘラヘラ悟った感じで文字と向き合ってたかった。

それがまさか、パン屋で元気に声出して老若男女と接しているとは…。

で、今地方都市で酒に関わる仕事してるんすよ笑

自分でも笑っちゃうな。

よし、決めた。

これ、複数回に分けて書きます。
休日は見る人が少ないから、休日に書きますこれ。

平日は酒にまつわるエトセトラ。休日はパーソナリティに関わるところ。

しばらく、そんな感じで行きますね。

静かに、乾杯。

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。