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日々のクラフト(ウール袷リメイク、他編)


皆さん、こんばんは( ΦωΦ )


今日こちらでは比較的風が穏やかで、ちょいと長閑な気配を感じる一日でありました🕊

そんな今夜はクラフト記事を綴ろうと思うのだが、年明けから取り組んでいた和服リメイクの模様を記録しておきたい📝

しかし...めっちゃ目がシパシパする...

( ³Θ³  )😂



秋に仕入れた着物の中で、柄がいい感じだなと思ったものが一枚あった👘

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洋風ボタニカルっぽい柄だし、控えめに入った色も良く、ちょっぴりエレガントな雰囲気も感じる。


しかしいつもの着物屋で物色していた時、ご婦人方が集いはじめてプチ戦場と化し、まじまじ見てるゆとりが無かった。

何となく気になったから掴み取った一枚だったが、洗濯して落ち着いて見ると...なかなか味わいのある一枚だったのだ( ˙꒳​˙  )



八掛 はっかけ(裾部分)は紅よりな臙脂えんじ 色だった。

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照明の具合によると、もう少し落ち着いた色にも見える👀



さて、この一枚を以前作った「紬コート」と同じ手法でリメイクしようと思ったのだが、これはウールだし薄手の紬コートよりは暖かいはず🧥


まず、着丈を決めたら裾を切り、スリット部分を作っておいた。

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そして裾を縫ったが、切った生地は袖部分に利用します。



袖がちんちくりんなので、裾から取った生地で約13cm足しておいた。

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袖に使った残り生地からポケットを作るのであった。



今回は八掛の色に合わせたボタンを付けたかったのだが、ビンテージボタンを良心的な価格で販売してるショップを見付け、こちらのボタンをチョイスした😏

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イメージ通りの色があって良かったし、このレトロさがいい感じだ。


裏側はスナップボタンにした。

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目立つ色だが、100円ショップ由来なので文句は言えまい🤔😂



一番上のボタンだが、しっかり留めたかったので、アクセントを足しがてら引っ掛けるタイプにした。

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しかし臙脂色の雑な縫い目が気になった...🧐



困った時によく世話になるのが「にしきいと」で、「螺鈿 らでん」という色で縫い目の上からぐるりと一周縫っておいたのだった😎

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...本来はごまかし目的に利用する糸ではないのだが(〃ω〃)



ポケットを左右に付けて、ポケットの縁とボタン、袖の差し色がお揃いになった。

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裾からも、歩いていたら臙脂色がちらりと覗くやも知れぬ🚶‍♂️



そんなこんなで完成🧥㊗️

衿を触らないリメイクなので、案外縫う箇所が少ないのである。

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...しかし。

仕上がって鏡の前で羽織ってみた吾輩は

(...‪Σ( ˙꒳​˙ ;)エ"ッ?!)

と思った。


実物はイメージしてたより落ち着いた印象で、鏡の前に立つ吾輩は「辺りの姉さんの上着を借りてきた鬼太郎」然としており、ひと言で表現すると「取ってつけた感」が拭えなかった。

 


(え...えらいこっちゃー:( •ᾥ•):グヌヌ...)

せっかく自分で着る気満々で作ったのに、これはどうした事か!


仕上がったコートと吾輩はジャンルが違って感じられたのだが、無謀だがとにかく靴は白スニーカーでいきたい。

手持ちアイテムでどうにか試行錯誤し、とりあえず2パターンのコーディネートを考えてみた🤔



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ボトムはジョッパーズ的シルエットの、ややカジュアルな黒コーデュロイパンツを合わせ、首元はニットとファーのスヌードで。

下(靴)をハズしてるわけで、他は首元にボリュームを出してごまかすのが一番だろう🤔😂



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こちらは開き直ってカジュアルに。

インディゴのラフなデニムに、本来は写真よりボリューム感のあるカジュアルなストールをぐるぐる🧣



もう、一番のポイントは堂々と着ることだ💃🤣

「浮いてる?」とか「似合ってないかも?」と思っていたら、そんな雰囲気が滲み出るものである。

そんなわけで吾輩は①と②のコーディネートで既に着用したが、多分何とかなってたのでは?と暢気に思っているのだった🦸‍♀️


ま、そんなウールの袷リメイクでした👘



正月早々拵えたのはこちらだった🧣

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梅のような花柄と、時期的にもいいかな?と思った椿柄を合わせてスヌードに。

これは二重に巻くことを考えて、繋いだ生地は確か140cmくらいだったと思ふ(それを輪にした)。




その他、今年に入ってからの仕入れ👘


これは元羽織だったようで、解いた状態で売られていた。

何となくいいなと思ったら、着物屋の店主が「あなた、これいい物だったのよ。これは うるしって言うのよ」と教えてくれた。

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裏側がキラキラで美しいが、漆と言えば漆器などしか思い浮かばす検索してみた(-⊡_⊡)

それによると、漆は漆糸を用いた生地で、

・漆を和紙に塗ったものを細く切断し、綿糸に撚り巻いた黒光沢のある糸(織物の緯糸に使用)
・金糸、銀糸に漆の光沢の豪華さを得る方法として利用され、和装地には朱か臙脂 えんじに染める場合が多い
・漆の羽織は昭和30年代に流行

...というものらしかった👘

漆は糸にも用いられていたとは...勉強になった( ˙꒳​˙  )キリッ



そしてレトロ柄な道行と、真珠をイメージさせる光沢のある単衣👘

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左の単衣は手触りもとても良いのだった。


そして単衣の生地の写真を撮り、その写真を頼りに合う色の糸を手芸屋で物色🧵

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...ドンピシャだった😎



また同級生が、家にある着物の中からこちらを吾輩に与えてくれた👘

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状態も良く、艶があり美しい色の道行でありました。


どれもまだリメイクのイメージは浮かばないが、インスピレーション任せで様子を見ようと思ふ( ˙꒳​˙  ).。oO



しかし...中には色がいいなと思って仕入れたまま、ずっと待機してる着物もあるのだ。

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写真では伝わらないが、モミの木などを連想するような、深い森のような色の袷だった🌲

胴裏は紅絹 もみだし、アンティークの部類に入る一枚だと思う。


しかし妙に癖があり、リメイクのデザインによると...下手したらチンピラっぽいなと感じるのである(;゚;ж;゚;)ブッ

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シンプルな長袖カットソーとか、まーまーアカン感じになりそうである🤣


とりあえず両袖を外したのだが、チンピラ度がぐっと下がって一安心なのであった。

...ε-( ΦωΦ  )ホッ

😂




ま、そんな年明けのリメイクでした。



ラストは手芸屋があるショッピングモールで、酒屋の前を通った際に目が合ったライオン👀

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ライオンはパワーアニマルの一員なので、ボトル欲しさについ買ってしまったのだった🦁❣️




Adiós ( ΦωΦ )ノ









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