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過去作品

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3連休も終わり、2021年が本格始動するこのタイミングで新連載始めます。 「過去作品」と題して、僕が色々なところに書いてきた作品を公開します。 まずは中学時代から。 少しでもいい…
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記事一覧

超短編詩集-手袋-

超短編詩集-手袋-

寒い・・・これが日本の冬

これを凌ぐために服を着る

そして思う

手を保護する物だけ毎日はつけない

役立つんだ これは

手袋というものは

冷えた身体を温めるための孤独な戦い

でも「動かしづらい」と嫌われる

ただ1つだけ救われる

スキーというスポーツに

(スキー場では)みんな手袋

唯一主役になれるのだ

普段は脇役だけど

冬 人は風邪を引く

以外にもその救世主は手袋なのかもし

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14歳の「自分を見つめて」

14歳の「自分を見つめて」

普段何気なく、そして忙しく学校生活を送る中で、「自分は一体どんな人なんだろう?」なんて考えたこともなかった。いざ考えようとすると、自分では悪いところが先に浮かんでくる。いくつか出してみよう。

例えば友達にチョット注意をする時。「なんでこんなこともできないんだよ!これが当たり前だよ!!」と(思う)。相手はそれが分からなかったから失敗してしまったんじゃないか?もっとそのことを教えてあげるような言い方

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お題:「学」(15の春)

お題:「学」(15の春)

学級、それは友達の輪

4月 それぞれが違った学級の中でスタートを切り

いつの間にか友だち同志となり

共に生活していくうちに

団結力が生まれてくる・・・

協力し助け合いながら学んでいく

このような仲間がいることで

色々な意見が聞け

自分の参考になる

小学校の時にはこれがなかった

だから 嬉しいし楽しい

桐が丘最後になるかもしれないこの季節

学年の絆 そして友達の輪を もっと太

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14歳の「春」

14歳の「春」

教室の窓から緑が見える

新中1年生の声が聞こえる

新緑の匂いを嗅ぐ

心地よい風を感じる

そして中2の教科書にさわる

ぼくは思う

もう春でぇむん

春はいいあんべえ

この季節

いつまで続くのかなと・・・

*1 春でぇむん=「春だもの」という意味の沖縄の方言

*2 いいあんべえ=いい具合、良い状態

この詩を書いたのはおそらく、これらの表現を習った直後だと思われます。

中2で書いた「枕草子」!?

中2で書いた「枕草子」!?

春は進級

学年が上がり

先輩と呼ばれるのは をかし

しかし

ダラダラしている者こそ わろし

夏はキャンプ

みんなとの協力は をかし

ボラさんと仲良くなるも をかし

暑くて倒れるのは わろし

秋はお祭り

文化祭

全員で創っていくのが をかし

1人で進めるのは わろし

冬は別れ

上級生と別れるのは寂しい

楽しい思い出は をかし

この思い出忘れない

*1 これも中2で書

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中2の「変」

中2の「変」

ぼくは変です

なぜかって?

学校が好きだから

ぼくは変です。

なぜかって?

勉強が好きだから。

でも前はこんなに変じゃなかった

勉強がキライだったから・・・

この1年で変に変化できてよかった

これも友達がいるから

この先もさらなる変を目指して

変化を続けるよ

*1 僕の中学時代は、先生の方針によって折りにふれて色々な詩を書くことが慣例となっていました。

*2 漢字はどう読

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15歳の「生きる」

15歳の「生きる」

生きるということ

いま 生きているということ

それは自分であるということ

1度きりの人生

自分で決めて自分の好きなことをやりたい

それが自立・・・

生きるということ

ドンドン新しいことにチャレンジするということ

電動車イスを乗りこなし 外出するということ

ボランティアさんとのコミュニケーションをはかり

自分の可能性を広げていくということ

いつか自力で登下校したい

それが近未

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14歳の「生きる」

14歳の「生きる」

生きるということ

いま 生きているということ

生命が誕生するということ

時間というものがなければ始まらないということ

それとともに心臓が動くということ

1度過ぎ去った時(時間)はもう戻ってこないということ

だから大切にするということ

生きるということ

いま 生きているということ

せっかくもらった命(生命)を生かし

楽しいことをするということ

僕にとってそれは何なのか

  ・

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13歳の「生きる」

13歳の「生きる」

生きるということ

いま 生きているということ

地球が回っていると言うこと

毎日が来るということ

今日は今日にならないとわからないということ

その中で生活をするということ

生きているということ

いま 生きているということ

成長するということ

それが自分であるということ

できることを増やすということ

生きているということ

いま 生きているということ

それは出会いがあるというこ

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