トイレットペーパーの持ち帰り方
いつも買い物に行くとトイレットペーパだけは、エコバッグに入らないので手持ちになります。が、どうにも持ち手が指2本しか入らず痛くなります。車もないのでただひたすら手に提げるしかありません。
そこで今日、帰路に「いかにかっこよくトイレットペーパーを持ち帰るか」を考えました。前に抱えるのはかわいすぎる。後ろにおぶるのは昭和感があります。
で、結果たどりついた答えは肩に抱えるです。
いかがでしょうか。大砲をかかえるように家まで持ち帰ります。ガンキャノンのようです。
これは背中にネギをさして持ち帰る(通称ネギ刺し)のと、なんら変わりないかっこよさといっていいでしょう。勇ましいのひとことに尽きます。
まるで工事現場で働くたくましい人間です。
なんせ学生時代に工事現場のバイトで、コンクリート袋が抱えられずに半日で「お、おまえはクビだ」と言われたわたし。
ここでようやくそのトラウマを取り返せたような気分になります。
町行く人々もちらほらわたしを見てきます。憧れでしょうか。なかなかかっこいいようです。ようやくモテ期がきたようです。
その期待に応えるべく、わたしも気分が高揚してメガネがくもりっぱなしです。
メガネがあまりにも曇って電信柱にぶつかりそうになりましたがそれもご愛嬌。スタイルが決まれば多少のまぬけも関係ありません。
背筋をピンと伸ばしてトイレットペーパーを担ぐ。それだけできれば十分です。この姿こそわたしが子どものころから夢見ていた大人の姿かもしれません。
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