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「ひふみん」目指してねるねるねるね

「将来、んーと、えーと、あのおー、だれだっけ、あの人みたいになりそう。ほら、将棋の、えーと、あ、ひふみんだ!ひふみんみたいになりそう!!」

と知人から言われました。

めざすところは岩城滉一だとか反町隆史が理想の初老だったのだが、ひふみんだったとは。

だが考えようによっては、ひふみんってすごく理想的かも。将棋界で神だったことはもちろんのこと、なにせ、ただただ人間的にかわいいのだ。

結局、子どものころから(性格的に)かわいい子はずっとかわいくて、(性格的に)かっこいい子はずっとかっこいいのだろうか。男女なく。

私はどんなにがんばってもいつまでたっても「かっこいい」に分類されることなく、中年になっても「ゆるキャラ」と評されるばかり。。。

むかし学生時代の友人が「そんないつまでたっても、ゆるいタイプじゃだめだぞ」とわたしに喝を入れてくれたが、どうやら「その人らしさ」って年齢を重ねてもあまり変わらないみたいで。。まあ、いいかな、ひふみんを目指そうというきもちになりました。

思えばひふみんって不思議な人です。あんなゆるキャラの王者みたいな人、とても心が和みます。でもひふみんは自然とそうなっているわけで、私の場合はもはやお察しの通り邪念が入っており、戦略的ですらあります。

それでもいいのです。きっとゆるい素質は人より秀でているようです。よくいいところを伸ばしなさいと最近いいますよね。

だから私は自分の「ゆるさ」をのばしてのばしてねるねるねるね、テーレテッテテー!で、ユルユルのパンツのゴムのような人間をめざします。

めざすところはひふみんです。そう思うと心も安らぎ老後も楽しみです。

なんだこれ。


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