目標達成に必要なのは、自己分析よりも自分を変えること

脱サラをして、経営の道に進んでから気付けば15年以上が経っていました。
経営と言っても、なにか特別なことをする訳ではなく、ただひたすらに自分で決めた目標を1つ1つ達成し続けることの繰り返しでした。
それは今も変わりありません。

そんな私が、目標達成をするために拘ってきたことを簡単にシェアしたいと思います。

目標達成の為に必要なこと

目標達成に必要な要素はいくつかありますが、
最も大事なのは ”目標設定” です。

いつまでに、何を達成するのか。
そしてそれは何故なのか。

いつまでに ＝ 期限
何を            ＝ 目標を数値化
何故なのか ＝ 達成する理由

考え方のポイントは ”逆算” で考えることです。

今の自分にできることや、過去やってきたことで考えるのではなく、本当に達成したい目標から逆算してやるべきことを実行していきます。

逆算で考えるとやるべきことが明確になるので、動きやすくなります。

ダイエットを例に上げてお話しします。

1ヶ月後に5キロ痩せるという目標を立てます。
これを逆算で考えると、1ヶ月後に5キロなので、
日割りで計算すると1日に約0.17キロ減量する必要があります。

これを10日ごとの目標設定にすると下記のようになります。

1ヶ月後＝5キロ
20日後＝3.4キロ
10日後＝1.7キロ

こうして逆算で考えるといつまでに、何をどれくらい達成すると目標達成をするのかが明確になってきます。

自己分析よりも、自分を変える

目標を立てる時、多くの人がやりがちなのが「今の自分のできる範囲」で目標設定をしようとすることです。
今の自分には何ができるのか。今の自分の能力はどれくらいなのか。

解りやすい表現をすると「自分に向いているものは何か」という考え方。

就職活動のときにも、自己分析シートというものを作成した経験がある方も多いと思います。
自己分析をして、自分の能力や傾向から向いている仕事や、できることを選ぶ。

適正を知ること自体は悪くありませんが、自己分析をして「今の自分」を基準にするよりも、
本当に達成したい目標の為に、達成するための自分になることの方が大事だと、私は考えます。

目標とは、現状の自分では届かないものだからこそ、達成をする過程で自分を変え、成長せざるを得なくなるのです。

過去を見るか、未来を見るか

今の自分というのは、過去の自分が作り出しています。
自己分析をして今の自分を知ろうというのは、過去の自分に目を向けているのと同じだと思います。

しかし、過去を知ったところで過去を変えることはできません。
変えることができるのはこれから先の未来の自分です。

未来というのは何が起こるかわかりません。
しかし、わからないからこそ最大限自分の可能性に懸けて、最大限の目標設定をしてみても良いのではないでしょうか。

人は、本当に達成しようと思ったら自分の想像を遥かに超える力を発揮するものです。

私も、更に大きな目標設定をして、挑戦し続ける人生にしていきます。

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宮田亮（りょうちん）

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