部下と握ったと思うのは上司だけ?
グリップ力、握る力…
ビジネスで、上司と部下との関係において、
コミット(約束)が出来ている、
といった状態の時によく使いますね。
しかし、上司がグリップしていると思っていても、
部下はそう思っていない…
結構あるのではないでしょうか。
上司:「いいか(●●をする事が分かったか)」
部下:「はい」
とやり取りがある、
上司はグリップした、コントロール出来ている、
と感じて一安心😁
部下は、と言うと…
『言っていることは分かるけど、それ無茶振りだわ…』
なんて心で感じていることはよくあります。
なぜ、こうなってしまうのか?
お気づきの通り、
信頼関係が出来ていないからです。
いやいや、オレと部下には信頼関係はあるよ!
と思っているかもしれません。
でも、本当に、信頼関係はあるのでしょうか?
それは驕り(おごり)とまではいかなくても、
部下はそんなにあなた(上司)の事を分かっていません。
分かろうとしないのではなく、
上司の立場、役割を経験していないのですから、
分かれ(いくら目線を上げろ)と言ってもなかなかどうして。
部下は部下の目線・視点で物事を考えます。
ですから、思っているほど、信頼関係は出来ていない、
と思って、コミュニケーションを取ることをお勧めします。
そのコミュニケーション法は、月並みですが、
部下が、その内容を理解し共感し行動レベルに落とせるまで、
丁寧に何度も伝えていくことです。
と同時に(その前かな)、部下と向き合う姿勢が大事です。
一方的に話す、伝えるのではなく、
よく部下を観察しながら、傾聴することがとても大事です。
グリップしている…
難しいですね。
成果がそれができたかどうかの証でもありますが、
必ずしも結果だけ判断できるものではないので。
関係構築には、一時的ではなく継続した行動が大切です。
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