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経営のアドバイザーはどんな人を選ぶべきか?

先行き不透明、先が見えない…と将来のことで頭悩ます社長が、
もしアドバイザー(相談役)を置くとすれば、どんな人を選んだらよいのでしょうか。

悩みを聴いてもらいたい…それもありだと思いますが、
何を相談したいか?

経営といってもその内容は多岐に渡ります。

経営の、何を相談したいのか、何を解決したいのか、これを整理することをお勧めします。

それによって選ぶ「相談する人」「アドバイスをもらう人」は変わってきます。

解決したい事柄は、売上、人材育成と言った大きなテーマもあれば、営業手法や日常の管理等と具体的テーマまで様々出てくると思います。

経営をしていれば、不安や悩みは尽きることはありません。経営課題は次から次へと出てきます。

会社規模に応じて、社長独りで解決するのが難しくなり、どうやって解決したらいいのか、迷うことが出てきます。

ですから、相談したい、解決のアドバイスを受けたいことは無いようであるのが経営の実態です。

よって、適格なアドバイスを受けたい思ったら、その領域に強い人を選ぶことが大事です。

どんな相談をしたいのか、何を解決したいのか、これが明確になれば、アドバイスをしてくれる人も見つけやすくなります。

経営・事業の指南役、助言者では、特に創業社長にとっては事業の成長につながる存在になり得ます。

もし「アドバイザー(相談役)」を活用する場合は、以下のことを参考にしていただければと思います。

その人の助言、アドバイスは…

◎経験と実績に基づいたものである

◎的確で、適正な内容とタイミングであると感じる

◎ 実現可能な助言、アドバイスである

◎再現性があるか、そして持続性があるものか

◎共感できるアドバイスである

以上を踏まえ、経験、知識、能力がある人を活用することは極めて重要ですが、事業そのものは社長であるあなたの事業ですから、アドバイザー(相談役)に依存することのないようにしなければなりません。

また、短期決戦での活用なのか、長期的視点に立っての活用なのか、この辺のことも考慮するとよいと思います。

そして、アドバイザー(相談役)の人柄、何よりも、あなたとの価値観、世界観が合うかどうか大切です。

「栄枯盛衰」
栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさを指した言葉です。

経営も同じで、上手くいく時もあればそうでない時もある。

一所懸命努力してやっと上手くいき始めたと思ったら想定外の出来事が…と起きる、その繰り返しかもしれません、経営というものは。

それでも経営者は、立ち向かっていかなければなりません。
自分が選んだ道だから!

しかし、何かもすべてを背負い込んでしまう・・・・
独りで悩み苦しまなければいけないのでしょうか?

そんなことはありません。

経営者は孤独が、孤独の中にも、ちょっとした灯りが見えるだけでも変わります。

そうした灯りをともしてくれる人の存在は大きい。

社内にそうした存在がいればよいのですが、そうでないのであれば、積極的に外から灯りをともしてくれる人を得るのも一つの手だと思います。






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