#noteなにで書くか 短編小説2編を書いた概観
こちらは野やぎさんの企画で、noteに載せた文章をなにで書いていたか振り返る記事です。
僕自身、noteは日々日記を書くのに使っていて、基本的にnoteのエディタへ直接書いています。
その時のタイミングや内容によってですが、スマホかパソコン、あるいは両方を使って書くパターンもあります。
比較的文量のあるものを書く時に個人的によく使っているのが、iPhone、iPad、MacBookのメモです。
iCloudで勝手にバックアップされますし、少しの時間だけでもテザリングすればWi-Fi環境でなくても別の端末で書いた内容を同期できます。
メモは立ち上げた瞬間から書けるので書き始めたい時に書くこと以外なにも考えなくて済みますし、アプリの起動が速いのもあって書きたい時のモチベーションを削がれずに済みます。
最近、1.5万字から2万字くらいの短編小説を2編、連載のような形でnoteに載せたので、こちらを書いた時の概観を書きます。
短編小説2編を比較してみる
こちらは1.5万字くらいの短編小説です。基本的に全部メモを使って書いて、書き終えてから1000字前後に区切ってnoteに上げ、連載にしました。
こちらは2万字くらいの短編小説です。こちらの場合は最初からnoteのエディタに書いて連載しました。
短編小説『あれからの話だけど』
ひとつめの『あれからの話だけど』を連載にするにあたって、1話分を1000字程度に区切ろうと思ったのは、画面をスクロールし続けるのに1000字前後くらいが読みやすいだろうという憶測です。
普段本を読んでいると「ページをめくる」という動作が入ると思うんですが、その動作がある程度は読書という行為に対してリズムを作っているように僕は思います。
なので、3000字とか5000字をスクロールさせ続けるよりは1000字前後くらいで次のページに進むほうが読書のリズムに近い気がしました。
メモにすべて続けて書いているので物語全体はつながっているのですが、やはり改ページする際にどこで区切るべきか悩みます。
なるべく次のページに進みたいと思えるようなところを選びましたが、最初から連載を意識し改ページの箇所を決めて書いていたわけではなかったので、実際は次のページに進みたいと思える形にはなっていなかったように思います。
短編小説『煌めく線香花火』
ふたつめの『煌めく線香花火』は全編noteの
エディタに直接書いています。
スマホやパソコンから書いていたのですが、3話くらい書き溜めた辺りからnoteにアップし始めてしまったので、各話をnoteに書き終えるとその都度アップしていきました。
こちらの場合は最初から1000字前後の区切りを意識して書いていたので各話ごとに区切りをつけて書けているように思います。
noteのエディタに直接書いたほうが改ページのリズムは取りやすいと思います。でも他のもので書く場合でも文字数などで改ページのアタリをつければ、それなりにリズムは掴めると思いました。
noteのエディタで書いていると、先の話が書き終わったら下書きに保存して次の話を書くので「前の話になんて書いたっけ?」と読み返したい時はスマホだと不便です。
パソコンの場合は別のタブかウインドウを開けば執筆と並行して下書きやアップ済みの話を見れるので、その点で言えばnoteのエディタで書く場合はパソコンの方が書きやすかったです。
おわりに
改ページのリズムがnoteに連載する小説に必ずあるべきものではないと思いますが、読んでいくにあたって「続きが気になる終わり方」が各話にあった方が、読者がページをめくる手助けになるのではないかと思います。
そういう意味では、各話の最後に次回の話のページのリンクを貼るようにしました。自分で読み直す時も、わざわざマガジンのページに戻って次の話を探してリンクを踏むよりは読みやすくなります。
雑感ではありますがnoteに書いた小説について振り返ってみました。なにかの参考になれば幸いです。
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