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孤独な水曜日の夜に、乾杯。〜全ては必ず将来に生きる〜

皆さんこんにちは、りょうまです。

皆さんは仕事から家に帰った後、何をしていますか?
週末誰とも予定がない時に何をしていますか?

勉強していないから、何かに向かって努力をしていないから、その時間の過ごし方はダメです。

と、今回は言いたいわけではありません。

それよりも、「YouTube見過ぎたな」とか、「Netflix見過ぎたな」っていう時ありませんか?
そしてその時間を無駄にしてしまったのではないかと後悔してしまうことって、
誰しもが経験していることだと思います。

先日、僕はhttps://note.mu/ryoma47/n/n5dbffc147677
このnoteの中で、金曜日の夜は外に出ず、何かを学ぶ時間にしていると書きましたが、常にそうかと言われると、「違う」と答えます。

なぜかと言うと、たまにサボるからです。
しかも僕の場合、サボり始めると、とことんまでサボってしまいます。
1日の中で一歩も外に出ず、YouTubeや映画を観ることもありますし、
ただボーッとする為に、ビーチに行って、サンセットを見て帰ってくる日だって
あります。
そして夜になって、今日は誰とも会っていないし、何にもしていないな
と思うことがあります。

でも、この何もしなかった時間、YouTubeのおすすめに出てくる動画を渡り歩いた時間。
この時間のおかげで出来たことや、会話ってありませんか?

僕には沢山あります。

18歳〜21歳の3年間、東京で一人暮らしをしていました。
僕は俳優という仕事をやりつつ、仕事がない日はアルバイトをしたり、
勉強をしたりしていました。 

基本的にものすごく忙しかったわけではなかったので、一人で過ごす時間が沢山ありました。
僕はいつも何か自分の将来の為に出来ることをやらなければいけないと思っていたのですが、結局何をしていいか分からなくなり、とりあえず演技の勉強も兼ねて、大好きな映画を1日中観るという日々を過ごした時期が何度もあります。

その日の夜はいつも、「よく考えてみたら今日は映画しか観ていないし、何もやっていないな」と思っていました。
そして同時にその時間がとても無駄に感じていました。

でもこの後に面白いことが起きるのです。

よく撮影の後や、仕事が休みの日に、年上の方からご飯に誘って頂く機会があったのですが、そこで映画の話しになると、自分がものすごく活躍出来ることが分かったのです。

「この映画観たことある?」とか、「あの映画のあのセリフなんだっけ?」とか、
「あの俳優さん名前なんだっけ?」など、
そういった質問はほとんど答えれるようになっていました。

そのおかげで会話が弾むようになり、可愛がっていただくこともありましたし、
映画の話しから仕事をゲットしたことだってあります。

そしてその時に僕は思ったんです。

あの無駄だなと思っていた時間は全く無駄ではなかったな。


生きていると一人の時間は必ずあります。
もしかすると一人で過ごす時間の方が多いかもしれません。

その時間をどうやって過ごすか。
これは今後の人生の質にも関係してくると、僕は思います。 

でもだからといって、時間を1秒たりとも無駄にしてはいけないかというと、
必ずしもそうではありません。
無駄が人生に色をつけてくれると僕は思うからです。

人と話していて、会話を楽しめているときにしている会話の内容は、
大体は無駄なように時間を過ごした時に得たものかもしれません。

だから、時間を無駄に使ってしまったなと思ったら、その後に自分に一言、
言い聞かせてあげてください。

大丈夫。この時間は必ずどこかで活きてくる。


でも一つだけ忘れてはいけないことがあります。

それは、アウトプットすることです。
ブログやYouTubeやSNSで発信することも大事なことですが、
今僕が言うアウトプットとは、会話です。
誰かに話すことです。

話すことで、その無駄な時間は活きてきます。
話すことで、共感が生まれます。
話すことで、仲間が出来ます。
話すことで、楽しくなります。
話すことで、誰かの為になります。
話すことで、幸せになります。

だから誰かに話してみてください。
映画を観たなら、内容を話す。YouTubeならその動画の面白かったことを話す。
漫画や本やどこかへ行ったときも全部そうです。

自分一人で過ごす孤独な時間がどんな時間であったとしても、
それを話すことで、その時間がより輝きます。

僕は今でも一人で過ごした時間に経験したことを話しまくっています。
大抵は笑って面白そうにみんな聞いてくれます。

僕はその時間が幸せです。

今日この水曜日の夜も、そんな時間をまた過ごせるように、
無駄な時間を過ごしたいなと思っています。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

Ryoma Kobayashi

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