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空を眺めて癒される今治(2023年2月)

言ってるそばから3月も一週間が過ぎようとしているが、毎月書くと宣言したので頑張る。

今治に引っ越した

早速だが今月、愛媛県今治市へ引っ越した。定義の違いがわからないが、「移住」と言って差し支えない大移動だと思う。
二月にして間違いなく今年で一番、なんならここ数年のスパンでみても、最大の変化だろう。
一人ならまだしも、妻や子供たちを連れてまで、まさか自分が東京を出るなんて一年前ですら考えてもいなかった。

引っ越しの経緯や今治での暮らしがどうだとかは、またどこかでまとめておきたい。

今治はとにかく空が広くてきれい。わりと本気で、それだけで気分が良くなる。

地元にある港、近隣の島々を結ぶ船が定期的に出ている


昨年10月末ごろに初めて今治に来たとき、きれいな夕焼けを見て「あー、ここに住んでもいいかもな」と思えたのだが、最初の感覚は今も変わらず、間違っていなかった。

夕暮れ時に街からほど近くに見える山の景色がとても良かった


高い建物が少ない田舎ならどこでも同じかもしれないが、そこはまぁご縁ということで。

引っ越し大変すぎ問題

前回、東京の家から荷物を出すのが予想外に大変だったことを書いたが、こちらに来てからも大変だった。というか今も大変さが続いている。

荷物が無限にある。一生減らない。ダンジョンと化す部屋。
前よりも家が狭くなり収納が激減したので、とにかく物が納まらない。

引越し直後のリアルダンジョンまたは3Dテトリス

子供たちがいると作業にならんので、父(私)が公園に連れ出して、母(妻)が家の整理をするという布陣で週末を過ごしているが、一か月経った今でもまだ無残にも積まれているダンボールがある。

ちなみに今治のゴミ捨てルールは東京よりもハードモードに設定されており、中でもダンボールの処理は車を持たざる者にとっては無理ゲーだった。
結果として空いたダンボールもまだ家にある。

フルリモート勤務生活、始まる

引っ越したことで仕事はフルリモート勤務となった。
今の会社はもともとそれを前提とした入社なので、会社との間で何か特別な手続きが必要だったり、困るようなことは何もない。ありがたい。

前職でもコロナ禍以降、リモートベースで働いていたので大きな違いは無い。
強いて言えば、今の家の構造上、仕事部屋への子供の侵入を阻止する術が無いことがややつらい。
ミーティングに乱入してきてもいつも笑顔で見守ってくださる会社の方々(たまにお取引様)、本当にありがとうございます…

今は鍵をつけることを真剣に検討している。(どなたか、賃貸の引き戸につけられるタイプでおすすめを教えてください…)

東京へ出張するという経験

東京から離れたことで、「出張で東京に行く」という立場になった。

2月の中旬に初めての東京出張を経験したが、片道5~6時間。
交通費のことも考えると、これは冷静に投資対効果を見極めて東京まで出張る必要性を考えねば…という感想だった。

ほぼ始発便で向かったので家を出る時間はまだ暗かった

一方でメリットとしては、人との時間を前よりも大切にしようと思えるようになったこと。
気軽に会えないことで、これまで以上にその気持ちは強まっている気がする。

職場でも友人関係でも、敢えて対面で会うことで得られる(得るべき)/提供できる価値は何かということに向き合う心持を作ることができる。

画面越しで相対していてもわからない情報が人にはたくさんあること、その画面外の情報によってこそ埋められる(こともある)心理的な距離があるという点はリモートワーク時代の組織作りという点で、仕事としても意識しておきたい。

車無いの大変すぎ問題

今治に限らず首都圏以外のほとんどのエリアは同じだと思うが、車が無いと生活が大きく制限されるということを痛感している。
ちょっとしたお出かけスポット、なんなら近所の公園まで、車が無いことで毎度軽い遠足状態になる。

今回は転居直後に車が無いことが確定していたこと、そもそも圧倒的なペーパードライバー夫婦であることを踏まえて、少なくとも生活基盤だけは徒歩圏内で間に合わせようという条件で住む物件を選んだので、幸い日常的な買い物に困ることは無い。

それでもたとえば市内で働く妻は毎日の通勤に車は必須で、今はmobi(相乗りタクシーサービス、いくつかの街で実証実験中)を活用することでなんとかやりくりしているし、週末に子供たちを連れて出かける難易度もとんでもなく高い。

フェス会場かな?というレベルのどでかい公園が車で5分、歩いて30分の場所にある
雄大な景色を眺めながらポヨンポヨン跳ねて遊べる遊具

車、はよ来い。(3月中旬納車予定)

3月は生活のリズム・ルーティンを作りたい

引っ越しのバタバタそのままに、なかなか落ち着くことなく忙しない日々を送っているが、3月はそろそろ地に足のついた生活を送っていきたい。

東京から遠く離れた場所に来たとはいえ、始まってしまえば本来そこまで日常に変化があるわけではないはずだが、一度の大きなイレギュラーというのはそれだけで生活のリズムを一気に崩す威力を持っている。

子供の園が変わっただけで朝も夕方もてんやわんやしたり、在宅勤務のリズムを作り切れず食事の準備に時間を割けなかったりと、以前できていたことがままらなくなっている。

「まぁ引っ越し(転職/転園)したばっかりだしな…」
という自分への言い訳がそろそろ苦しくなってきたので、3月はしっかりと自分と家族が心地よくなれる生活のリズムやルーティンを作りこんでいきたい。

ちなみに冒頭にも書いたように、今治の空はとても広くて、きれいである。
おまけに季節柄、少しずつ暖かくなってきているので、散歩していてとても気持ちがいい。
なにはなくともそれだけで気分を切り替えて、多少疲れていても前向きになれる環境は、明らかに今回得ることができた大きな財産だと思っている。

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