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withコロナの自分流モーニングルーティン&オススメツール

自分の勤務先が完全リモートワークになって間もなく2ヶ月になる。4月上旬の緊急事態宣言後は世の中の多くも自粛ムードになり、電車に乗るのも避けて来たので、日常の多くの時間を自宅とその近辺で過ごしていることになる。今住んでいる街には大学卒業後に引っ越してから、何だかんだずっと住み続けているのでもう15年以上になるけれど、ここまでどこにも行かずにずっと居続けたことは無かったので、ちょっと新鮮な気もしている。でも行きつけのお店は営業していなかったりするし、買い物に行くお店もほぼ固定されてしまっているのだけど。

ずっと在宅勤務をしていると、深刻な運動不足になるのは多くの人が実感していると思う。自分も在宅勤務が長引きそうになったタイミングで、改めて自宅でのPC環境を色々と整えたものの、やはり意識的に体をストレッチしたりしないと、すぐに腰が痛くなってしまう。(実は長年の腰痛持ちだったりする)
その解消のために、自分の部署では夕方に”体操タイム”を設けることにしていて、担当が皆に「今日のオススメ」ということでYoutubeから探してきた体操動画を発信してくれているので、少しはマシになったものの、自分ではそれ以外にちょっと時間を見つけてはベッドに寝そべって全身をギュッと伸ばすストレッチをするようにしている。

そんな状況の中での自分流モーニングルーティンを、今日は書いてみたい。

まず、そもそも(いわゆる”Beforeコロナ”)はどういうモーニングルーティンだったかというと、こんな感じだった。

【平日のモーニングルーティン】

5:00~5:30 起床、着替えつつ日経新聞の一面とTwitterのトレンドを流し見
5:30~7:00 徒歩数分のスポーツジムへ。筋トレ30分+ウォーキング with Netflix60分(トレッドミルorクロストレーナー利用)
7:00~7:30 シャワー&朝食、出社準備
7:30~8:00 出社しつつ、電車内でSmart Newsと日経新聞、ブログを読む

【休日のモーニングルーティン

5:30~6:00 起床、着替えつつ日経新聞の一面とTwitterのトレンドを流し見
6:00~8:30 徒歩数分のスポーツジムへ。筋トレ345分+ウォーキング with Netflix100分(トレッドミル利用)
8:30~9:30 シャワー&Smart Newsと日経新聞、ブログを読みつつ朝食

このように、出社時間が早い月曜日や出張、朝から出掛ける休日以外はほぼこのルーティン。近所にあるエニタイムフィットネスには長いことお世話になっているので、朝の時間帯は半分くらいは顔見知りであり、「この人久し振りだな」とか「何でこの人はいつもジムに来てまでずっとiPad見てるんだろう?」とかを思ったり。ちなみに通っている店舗には深夜や早朝に時折、某プロレスのチャンピオンがトレーニングしているので、出会えたら朝からとてもテンションが上がるという特典付き。

仕事の忙しさや出張の入り具合にはよるものの、ここ2年くらいはだいたいこんな感じ。週4~6日では朝からジムに行き汗を流していた。
何故こうも続いたかというと、ウォーキング中にNetflixを見ているからだ。正直それでしか無い。元々学生時代も運動部に所属していたので体を動かすこと自体は嫌いではないのだが、かといって自ら毎日積極的に運動したいと思うほど好きでもない身。普通にしていてはモチベーションが続かない。そのモチベーションを続けるために決めたルールが、”ウォーキング中のみNetflixを見ることが出来る”というものだった。

元々アニメやドラマが好きな自分にはそれが一番効果があった。見たい作品は沢山あるものの、平日の夜は会食や友人との飲みに出張での移動、土日は旅行とアクティブに動き回ることが多かったので、全くもって消化しきれていなかったのだが、このルールを課してからというもの、沢山のアニメやドラマを見終えることが出来たのだ。そして「早く続きが見たい!」という思いがジムへと通うモチベーションとなり、日課となった。

大体のアニメが1話20分ちょっと、ドラマが1話50分弱、という形式なので、平日の60分のウォーキングタイムだとアニメ3話かドラマ1話、休日の100分ではアニメ5話かドラマ2話が見られる計算。ちょっとだけ余った時間には、大好きな”水曜どうでしょう”を見るようにしていた。水曜どうでしょうはもう何周も見ているので、空き時間に数分見るでも十分楽しめるのだ。

そんな生活の中で、多くの作品をウォーキングしながら消化してきた。せっかくなのでリストアップしてみると、以下だ。

【アニメ】
・交響詩篇エウレカセブン
・ガールズ&パンツァー
・カウボーイビバップ
・昭和元禄落語心中
・シュタインズ・ゲート(シリーズ)
・キルラキル
・Fate(シリーズ)
・タイガー&バニー
・機動戦士ガンダムユニコーン
・デュラララ!!
・氷菓
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
・ジョジョの奇妙な冒険(シリーズ)
・ソードアートオンライン(シリーズ)
・涼宮ハルヒの憂鬱(シリーズ)
・とある魔術の禁書目録/科学の超電磁砲(シリーズ)
・日常

【ドラマ】
・深夜食堂
・孤独のグルメ
・SHERLOCK
・闇金ウシジマくん
・100万円の女たち

しかしまあ、かなりの量を消化したなあと自分でも思う。
この中にはテレビ放映時にリアルタイムで見ていた作品も含まれているが、やはりまとめて通しで見られるというのは有難いもので、全ての作品がモチベーションに繋がったし、自身のオタク的知見の蓄積になったと言える。
運動しながらアニメを見る、本当にオススメ。ただ感動するアニメの場合はちょっと困ることもあって、「あの花」の最終回を見た時はウォーキングマシンを使用しながら号泣してしまうという事態に陥ったりもした。まあ朝早いのでジム内の人はまばらだったので、そこまで目立たずに済んだのだけど。

とまあこのように、コロナ禍の前にもそれなりに充実した朝活をしていたのだが、withコロナで大きな変化があった。それが「通勤が無くなったこと」「ジムが営業休止になったこと」だった。それを踏まえての現在のモーニングルーティンはこうなった。

【平日】

5:30~6:00 起床、着替えつつ日経新聞の一面とTwitterのトレンドを流し見
6:00~7:15 近所をウォーキング with YouTube or Radiko75分
7:15~8:00 シャワー&朝食、NHKのニュースを流しながら、Smart Newsと日経新聞、ネットサーフィン

【休日】

6:00~6:30 起床、着替えつつ日経新聞の一面とTwitterのトレンドを流し見
6:30~9:00 遠くまでウォーキング with YouTube or Radiko120分、立ち寄った公園のベンチなどで朝食30分
9:00~10:00 シャワー&Smart Newsと日経新聞、ネットサーフィン

緊急事態宣言後は休日に出歩くことも無いし、平日は出勤も無いので、ほとんどがこのルーティン。一番大きいのはジムが利用できないこと。これまでのモチベーションだったNetflixも見ることが出来ないということで、それに代わるモチベーションの維持が課題だったが、その代案がYouTubeとRadikoだった。

学生時代はよく深夜ラジオを聞いていて、TBSのアップス(現 JUNK)やオールナイトニッポンを長年聴いていたのだけれど、仕事が忙しくなるとさすがに深夜はリアルタイムで聴けず、かといってアーカイブを聴くかというとそこまでの熱量が無かったので、ネット等で話題になった回だけちょっと聴く、というくらいに収まっていた。それが今回のコロナ禍で自宅にて過ごす時間が増えたことで、仕事の休憩時間にラジオのアーカイブを聴くようになり、同時にANNでナイナイの岡村さんが騒動を起こしてからのナイナイANNが復活という流れや、それに関連した各番組のパーソナリティのコメントなどを追ううちに、いつの間にか毎日ラジオを聴く生活へと変わっていたのだった。

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というわけで現在では、平日は6~7kmをウォーキングしている間に前日の深夜番組の前半フリートークを中心に聴き、土日は15~20kmの間にYouTubeで落語や歴史系チャンネル、ゲーム実況チャンネルなどを聴くというルーティンになった。
残念ながら「早く次を見たい!」というNetflixのモチベーションには負けるものの、それでもBGMをただただ聴きながら歩くよりはまだモチベーションが維持できている気がする。(BGMもたまになら良いのだけど、毎日だと飽きちゃうという)

特に最近のラジオ番組では他のラジオ番組の話題をすることも多く、そうした意味ではちょっとした続き物のラジオを聴いているように感じるのはメリットな気がする。例えば岡村さんの騒動を受けての爆笑問題太田さんのトークは1時間近くに及んでとても興味深かったし、神田伯山師匠と高田文夫先生に伊集院光さんの絡みだったり。

同時にこのコロナ禍だからこそ生まれた良かったことの一つが、遂に落語界にもIT化の波が押し寄せたということ。実は一年程前に縁あって知り合ったとある二ツ目さんから「YouTubeをやりたい。落語界は全くそれをやらせてくれない」と相談を受け、色々とアイデアを出していたのだけど、このコロナ禍で人気真打の師匠方も続々とYouTubeデビュー!今では色々な師匠の公式動画を無料で見ることが出来る流れとなった。これは恐らくコロナ禍で寄席が中止になるというこれまでにない事態に直面したからこそ、お許しが出たのだと思う。そうじゃなければお偉いさん方が「動画配信??馬鹿言っちゃいけないよ」なんてけんもほろろにこき下ろされてそうなもの。そこに風穴を開けられたのは、今後の落語界にとって、そしてもちろん僕ら落語ファンにとっては大きいと思う。
(オススメの落語チャンネルについてはまた別の日に紹介予定)

そんなわけで新たなモチベーションを確保し、あとどれだけ続くか分からないこの状況でのモーニングルーティンとする感じですな。

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”モーニングルーティン”でのオススメツール

withコロナでのモーニングルーティンで必要なツールとしては、二つのツール(デバイス)をオススメしたい。

どちらもウォーキングや運動をするために使っているものだけど、色々厳選した自信はあるので紹介。

ウェアラブル端末:Xiaomi Mi Smart Band 4

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元々数年使っていたのが”MISFIT RAY”だったのだけど、終売してしまったので代わりの端末を探していたところで見つけたのがこれだった。
自分が重要視しているのは、「充電を極力しなくて済む」「着けたままでシャワーを浴びることが出来る」「睡眠と歩数、消費カロリーが分かる」という三点だった。MISFIT RAYはボタン電池式で、4~5ヶ月くらいはずっと着けっ放しで使えたのでとても便利だったのだけど、電池が特殊なやつだったのでAmazonで購入してストックしておかなければいけなかったのはデメリット。あと結局1年ちょっとで使えなくなってしまう「使い捨て」だったのが不満ではあったけれど、色々便利だったので結局3台は継続して使っていたことになる。

そういう意味では"Mi Smart Band 4"は、電池ではなく充電式ではあるものの1回2時間の充電で2週間以上使えること、完全防水であること、そして睡眠モニタリングに歩数、消費カロリー、そして心拍数までしっかりとトラッキングできることと、個人的に求めるスペックを全て満たしている。前バージョンの感想を見る限り、1年以上継続して使っても故障はしなさそうだ。そして何より安い! これだけ揃って4000円もしないというのは驚きのコスパ。実際に使用してもう1ヶ月以上経つが、ウォーキング中にYouTubeなどのボリュームコントロールや早送りなども操作できるし、壊れる気配もないしで、十分すぎる価値を既に感じさせてくれている。スマホ連動のアプリではGPS連動でウォーキングしたルートを記録してくれるので、いつどういうルートで歩いたかも振り返ることが出来、ライフログとしても満足できる。そしてもちろんLINEやMessengerなどでメッセージを受信したら通知が届くので、わざわざ携帯を開かずとも内容を確認できる。ここまでくれば1万円以上するスマートウォッチに負けず劣らず。少なくとも自分にとっては必要な要素全てを満たしてくれる、頼れる味方なのだった。たった4000円なのに!


ワイヤレスイヤホン:Bose SoundSport wireless headphones

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続いてはワイヤレスのイヤホン。これは様々な選択肢があると思うが、ここ二年はBoseのこの商品を使っている。(今のものが二台目)

ポイントは「運動などのスポーツに耐えうる耐久性」と「クリアな音質」、そして「紛失し辛いこと」。ワイヤレスで一番流行っているのはAppleのAirPodsだと思うが、完全ワイヤレスだと絶対に無くしてしまうと確信しているので、選択肢から除外している。Boseのこのシリーズでも完全ワイヤレスのバージョンがあるものの、同じ理由で却下。いくら使い心地が良くてもロストするリスクがあると、普段使い(特に外での運動を前提としている場合)では個人的には除外してしまう。だって無くすもん、自分の性格からすると。

もちろんさすがBose、しっかりとした音質で楽しませてくれるし、運動をすることを前提の設計なので汗をかいたりしても問題ない耐久性を備えているので、ウォーキングのお供には申し分ないイヤホンなのだった。


そんなモーニングルーティン。是非ご参考まで!


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