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ユーザーのウソは見抜けるのか?*前編*

目と脳は密接に関係しており、”ほぼ”無意識に動いてしまう。そのため「目は口ほどにモノを言う」と言われている。

例えば、「目線が(自分から見て)左上に動いたときはウソをついている」などだ。目線と脳内イメージに関して1977年、NLP(神経言語プログラミング)業界で有名なロバート・ディルツさんがある法則を発見している。

この法則は相手に何かを聞いた時、もしくは話している時の目線の動きによって頭の中で「何を思い描いているか」を読み取れるという。

※自分から見て
右上=過去に見たものを思い出している
左上=見たことのないものをイメージしている
右横=過去に聞いたものを思い出している
左横=聞いたことのない音をイメージしている
左下=体の感覚、感情を感じている
右下=自分と対話している

ただしあくまで統計的に正しいだけ。実際に左利きの人の場合は異なる場合がある。

NATIONAL GEOGRAPHICによれば、実際にウソを見抜くことはかなり難しくその確率は50%程度で人間は「Poor lie detector」(ウソを見抜けない刑事)らしい。

特殊な状況を除いて(例えば、浮気をごまかしたいなど)ユーザーは正直であると信じたいものだが、特に日本人の場合はホンネと建前(ウソ)があるので厄介だ。

言葉をそのまま受け取っていいのか、いや、本当は裏の意味があるのではないか?

ユーザー自身を使って確かめる方法を次回は解説する。

後編はこちら



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