自分の「正義」を振りかざさない。そして、振りかざす奴からは距離を置く。
こんばんわ。ツイッターでアンケートを取った結果、髪を赤く染めたあとに五厘カットをすることになりそうな、熱海のブロガー・りょうかんです。(詳しくはこちらをご覧ください)
3日連続で真面目に「コロナ時代の立ち振る舞い方」を綴ってきたので、今日は少しライトな記事にしておこうかなと思います。
(4月24日に投稿した『10年後に生き残れる地域の共通点とは? — コロナ時代に種を蒔くべきこと』は非常に評判が良くて、直接連絡が来たりもしています。我ながら今の仮説をきちんと言語化できた気がしてるので、まだ読んでいない人はこちらもどうぞ。)
自分の正義を振りかざすことに「正義」はあるのか
世間が自粛モードに入って、明らかに露呈してきたもののひとつが「自分の正義をSNSで振りかざしてくる奴が多すぎる問題」です。少なくとも僕のタイムラインにはちょくちょく流れてきます。
これまでも Twitter では見かけることの多かった暴言の類も、最近は Facebook でも見かけることが増えました。
たとえば、「マスクしてないヤツ○ね!」とか、「△△で感染者が出たらしいから行かない方がいいよ!」とか、そういうやつ。政府の対策に批判ばかりしている人も同様です。
僕もそうやってSNSで正義を振りかざしていた時期もあったので、爆音を鳴らしながら走る車を見るような目をしながら、ソッととその人の投稿(もしくはその人自身)をミュートにするんですが、そうは言ってもコロナ騒動を機に増えました気がします。
せっかくなのでこの現象を反面教師にして自分の学びに昇華させておこうと思ってこの記事を書こうと決意したわけなんですが、最大の気づきは、
自分の中での「正義」を持つこと
と
自分の「正義」を振りかざすこと
は明確に違うということ。ここを履き違えてしまうと、これから迎える大津波を前に難破してしまうリスクが高まってしまうだろうなと。
(この違いにピンとこない人は、アドラー心理学をまとめた名著『嫌われる勇気』の「自分の課題と他者の課題を分離する」という話を読んでみましょう。自分の正義を持つことは自分の課題だけど、相手がその正義を選ぶかどうかは他者の課題だと腑に落ちるはず。Amazonのオーディブルに初回登録すれば【無料】で読めるので、気になる人はこちらでどうぞ。)
自分にとっての正義は、あくまで “自分にとって” の正義であり、他者にとっての正義とは限らない。絶対唯一の正義などこの世界には存在せず、様々な正義が共存しながら成り立っているのがこの世界である。
その前提に気づけない人には、ツラい時代が訪れてしまうはずです。
なぜなら、これからの時代では、
・自分の正義を考え続けること
・他人の正義に寄り添えること
・正義同士を押し付けないこと
を持ち合わせた人同士だけのエコシステムを中心に世界が回り始め、そのエコシステムでは「正義を振りかざす人」は自然と排他されてしまうから。
世の中が混沌とする今この時期だからこそ、『私は自分の正義を振りかざしていないだろうか』と自問自答する良いチャンスかもしれません。
そして、『正義を振りかざす奴から距離を取る』ための機会にもしてみてください。
それこそ、価値観押し付け型のパワハラ上司や、傍若無人な態度のパートナーも、距離を取るべき “奴ら” だったりしてね。
(あ〜あ、結局真面目な記事を書いてしまったよ)
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というわけで、今日の記事は以上です。
このごろ無料記事で書くことを躊躇してしまう内容が多くなってきているので、重い腰を上げて「有料継続マガジン」の申請を行いました。運営から承認が出ればスタートできるので、そのときはまた告知させてもらいます!
では、またあした〜!
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