我慢の時期を、どう乗り越えるのか。フリーランスは避けて通れない「耐え期」の問題。【2024年3月の月報】
気付けば2023年度も最終日になっていた。今年の3月は仕事もプライベートも「アップダウン」が激しかった気がする。前半は非常に好調だったけど、後半は苦戦の連続だった。
昨年11月ぐらいからちょっとギアをふかしてきた反動で、若干のオーバーヒート感もある。色々とうまく進まない時期と重なったからこそ、今はしっかりリフレッシュしながら休息するタイミングだと思うようにした。
個人事業主として2024年4月で「10年目」になる。一度も就職せずに丸9年間も生き残ってきたわけだから、こういう浮き沈みは何度も経験してきた。
流れが良くなくて何をしても上手く進まないときは
を順番にやっていくしかない。
今はようやく ① のリフレッシュ期間を抜けて ② と ③ に意識が向いてきたぐらいの時期。やっと今週後半あたりからエンジンが温まってきた感じ。
ここ数日は、クラウドファンディングサポートの特化サイトとして運営している「makikube.com」のテコ入れに時間をかけている。料金体系を見直しながら、サイト経由の相談件数を増やしていくための種蒔きをしていく予定だ。(明日には新しい料金表をリリースしたい)
ということで
そんな浮き沈みの激しかった2024年3月の「月報」をまとめていきます。
今月の仕事
今月のクラウドファンディングの公開件数は計2件。
スタートした担当プロジェクトは以下の通りです。
リスケ案件や中止案件などが多発したこともあり、毎月の月間目標4件には及ばずでした。仕方ないことでもあり、僕の力じゃどうしようもない部分がほとんどだけど、やっぱりリスケや中止が立て続くと精神的にはボディブローのようにダメージが蓄積してきます。
月間KPI数値に関しても
と達成金額以外は目標をクリアできていないので、悔しい結果に。
2024年の年間累計値でも
という結果になっており、進捗率がなかなか低空飛行になっています。
ここから春以降になんとか巻き返していきたいところ。そのための対策(種蒔き)を少しずつ実施し始めています。
ひとまず 4月 に関しては
のプロジェクトが動いているので、なんとか年間累計値の進捗率を全項目100%に近付けていきたいと思います。
なお、
クラウドファンディング以外の仕事に関して、これまで毎月固定で依頼してもらっていた案件が今月で終了することになり、収入面では安定性のバランスが崩れることになる。その不安を払拭していけるように対策も考えていきたい。
今月の移動
今月は前半に移動ウィークがあった。まとめてみると
という弾丸スケジュールだったらしいです。
3月2日の東広島は、2015年3月以来(大学院の退学届を出しに行った以来)の母校・広島大学に足を伸ばしてきました。担当教授が今年度で退任されるということで最終講義を聞くためだけに訪れたんですが、9年ぶりの母校訪問は少しエモい気持ちになりました。
ハイライトは「講義室に入ったらほぼ全員が黒髪でスーツ着用だったこと」です。金髪カジュアルウェアの僕は完全に浮いていた気がします。(笑)
3月3日の東京では、推しアイドル、ももいろクローバーZ・玉井詩織の「初ソロコン」に。ちょうど東京マラソンの開催日と重なっており、会場の「東京国際フォーラム」は東京マラソンの拠点。大会側のスタッフジャケットも「黄色」ということで、会場周辺は黄色の群勢で溢れ返っていてとても面白かったです。ちなみに、ライブ自体は感想をまとめきれないぐらい最高でした。
そこからの「熱海 → 小田原 → 草加 → 杉戸 → 根津」の行脚では、クラウドファンディング(仕事)に関する出来事のオンパレード。これから起案する人との打ち合わせをしたり、商工会議所と提携の相談をしたり、過去にサポートしたプロジェクトの拠点に足を伸ばしたり。(この辺りから若干の息切れをしてきた気がしますw)
そして、その週末の3月9日は「3回目の結婚記念日」ということで、妻の推しでもある、ももいろクローバーZ・高城れにが主演&座長を務める舞台『最高の家出』を鑑賞するために大阪へ。素敵な記念日を過ごしました。
今月の読書
今月の読了本は3冊。目標未達成でフィニッシュとなりました。
最近は読み始めたものの、最後まで読みきれていない本が多くなっています。来月以降の課題ですね。
読了本1冊目は、マーケターとしても有名になってきた北の達人コーポレーションの木下勝寿さんの最新著書『チームX』です。どのように組織変革をしてきたのか(マーケティング戦略)を実際のストーリーの流れを抑えながら解説している本で、ものすごくリアリティに富んでいました。
読了本2冊目は、過去に何冊も著作を読んできたデービッド・アトキンソンさんが昨年春に出版された『給料の上げ方』です。日本全体の所得(日本人の給料)をどうしたら上げていけるのか、という問題提起をしている本で、個人的に刺さったのは "人が集まるほど付加価値の高い商品を扱うビジネスが展開しやすくなるから、その都市の生産性は上がる。地方はコンパクト化を目指す方がいい" ということが書いてあった点。実に面白かった。
読了本3冊目は、過去の起案者さんから Amazon欲しいものリストでプレゼントしてもらった『ストーリーで語る』です。わかりやすい文章を書くためのポイントなどを解説されていて、クラウドファンディングのライティングにも参考になる点が多くてたくさんメモを書きました。まだ噛み砕けてないので、読書ノートに整理し直したいと思います。
読了していないけど読み始めているのは、前述のデービッド・アトキンソンさんが2015年に出版した『新・観光立国論』と、昨年閉店した鳥取の名店・定有堂書店の歴史をまとめた『町の本屋という物語』です。
前者は、以前にも読んだことのあるものを改めて読み直しています。インバウンドと叫ばれ始める前に「日本は観光立国するべきだ」と提言した本(というかインバウンド政策に舵を切るキッカケとなった本)なので、今このタイミングで読み返すと色々発見があるんじゃないかと読み返しています。
後者は、鳥取市の中心市街地で43年にわたって愛されてきた(というか全国から本好きがわざわざ訪れていた)最高の本屋『定有堂書店』についての書籍が発売されたということで、これは読まねばと購入しました。しっかりと読みます。
最後に:今月のまとめ
フリーランスとして活動している以上は、時折発生する「耐え期」には必ず向き合い続けないとなりません。この時期にどれだけ力を溜めて、次の爆発的なジャンプに繋げていけるのかに、真価が問われます。
昨年も2月から3月あたりで非常に苦しんでいたような気がします。そのときに「やるぞ」と決めて5月に実施した企画展プロジェクトが起爆剤となり、2023年下半期の爆発に繋がりました。今年も春の仕掛けがきっとキッカケになる。そう信じて4月をしっかり乗り越えていきたいと思います!
表では言えない話
というわけで、
無料ゾーンでは書きにくいプライベートに関する浮き沈みの話は、有料月刊マガジン[表で言えない本音とかさ]の読者向けに書いてみます。
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