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里山暮らしはタイヘンだ。-アパートを出て中古別荘に移り住んだ30代夫婦の生活プチ不具合リアル雑記-@長野県佐久市

こんにちは、石田諒です。
2016年4月に長野県佐久市に生活拠点を移しました。
出身は東京都世田谷区、長野に来る直前は文京区民でした。

いわゆる「移住」6年目の2021年8月、佐久市内の里山に建つ中古別荘物件を購入し、夫婦で入居しました。
この記事は別荘定住を初めて9ヵ月が経過したなかでの率直な記録です。2022年5月下旬現在の雑感を、お楽しみください。
個人的な記録のため肝心の基本情報がきっと抜け落ちております。


友人知人に「最近なにしてるの?」と聞かれることがあります。
そのひとつの方向としてけっこうマジで自宅と庭の細々した用事や作業に集中しています。
アパートを出て、佐久市内の別荘戸建て物件に越して9ヵ月がたちましたが、敷地内まだまだ手付かずの未開エリアが少なくありません。

里山暮らしはゆったりとした静かな日々か。否!
思い返せば引っ越してからここまで、楽しさ豊かさと同時に常に生活プチ不具合の連続です。
別荘と集落の境界的エリアだったため、どこの区に属せばよいのかわからずさまよい、入居後ひと月ほどゴミ出しができない状況があり。
(いまは別荘自治組織と隣接区にダブル加入することで解決。イケてる区長さんとも出会いました)

屋外、庭や倉庫の備品や農具をそのまま残してもらっての引き渡しを選んだことで、整理選別や分解分別・処分に時間がかかり、いまだ粗大ゴミが庭に散らかっている状況。
捨てたいんよ、だが優先事項が多いのだ。

引っ越し手伝ってくれたコミサイのお2人サンクス!

薪ストーブの煙突を2回も詰まらせ部屋中を煙モクモクにして大掃除を繰り返し、そのたび清掃整備の出費がかさみ。
(初冬に暖房器具無しで数日過ごして凍えた)
薪の買い方や燃やし方、扱い全般と概念がド素人だったため、薪屋さんやストーブ業者さんに超心配されて徹底指導され。(結果、仲良くなった)

ひとつの原因は煙突トップについていた鳥除けネットということもわかり。
しかし2月末で薪を使い切ってしまい、その後は石油ファンヒーターでイマイチな暖をとることになり。

前の住人さんから引き継いだ薪の確認作業。

住まいが変わるとライフスタイルも変わる。 もろもろ並行して、前の家主さんから引き継いだ薪の状態確認と積み直し作業。 ノウハウはYouTubeの薪ストーブ系チャンネルとご近所さんのアドヴァイスを参考に。 薪小屋のトタン屋根の切れ目から雨水が...

Posted by Ryo Ishida on Friday, October 8, 2021

ほぼ山の入り口である生活を始めた初めての冬がまさか雪が降るわ降るわ、大晦日から3月末までずーっと敷地も周辺も積もった雪で真っ白。

この冬の暮らしを象徴するかもしれない3分間。 生活の音まで楽しもう。

Posted by Ryo Ishida on Friday, February 18, 2022

雪かきした雪を置いておく場所がなくなり、日中も0℃では溶けるわけがなく、また降り、マイカーは雪で埋まり。
で、雪解けしたらしたで、庭がずーっと水浸しで毎日バケツで何十杯もですくう日々が続いたし。

初の里山暮らし。 昨年夏に中古戸建てを買いまして推移。 佐久界隈にしては雪の多かった冬でした。 白く白く、すべて埋まりました。 いったんは暖かな日々が続いて、ようやく雪も見えなくなりましたねぇ。 昨年の大晦日から丸2ヶ月間、ウチの周りはず...

Posted by 石田 諒 on Tuesday, March 15, 2022

配管の凍結防止に風呂桶に水を張っておいたら、湿気が抜けず白木の内装が思い切りカビて清掃にえらい日数を費やすことになり。
あとあと実験してみたら特に水を張っておかずとも大丈夫な構造であることがわかり。

引っ越しのキッカケとなった猫様×3は体調不良や避妊手術でなにかと病院のお世話になって。
(粗相が激しかった時期には床掃除の連続でゲンナリもしましたが、いまは健康元気フルMAXカワイイのでヨシ)
猫様がいるので以前のように夫婦2人でふらっと家をあけるのが難しめになったけれど、東京に住む妻のご両親にお留守をお願いしたりで良いアクションがあったりとgoodです。ほぼ子育てだな。

春になったら庭木や畑の勢いがヤバすぎで剪定や草取りが追いつかないレベルだし。
虫害の出ている樹木を切り倒したり、蜂に巣を作られないように枝葉を落とし続けたり。
庭木は以前の家主さんとそのお知り合いの方(?)が、けっこう雑にバシバシ切ったみたいで状態があまり良くなく、ある種リハビリ的な経過観察をしながら伐採剪定を進めている感じで。

庭の畑と、うちやまコミュニティ農園もあるところへ、他1枚畑を使えることになったり。(それ使い切れる?使い切れる??)
近隣のおっちゃんたちの林業的ナリワイを手伝って、サボってたら永久に処理できないほどの薪用の丸太をいただいたりして。

急遽予定を変更した日。 別荘地の山林伐採の後処理をお手伝いして薪用の丸太などをいただきました。 今回はサワラを中心に軽トラもりもり3杯ぶん。 林道を往復しました、TVチャンピオン往復王に小指が引っかかりました。 この分量、薪で買ったらかな...

Posted by 石田 諒 on Saturday, May 14, 2022

ふだん運動なんてぜんぜんしないから、ちょっとがんばって作業して身体じゅうがバギバキに痛んで数日動けなくなる、の繰り返しです!

5月半ばを過ぎてようやく暖房使わずに過ごせるようになったなあ、と思ったら、今度は室内に蟻が出るようになって、その対策と駆除に追われ。
(シロアリではありません)
あとはなんだ、薄々気になってはいたけれど日々に追われて後回しになっていたことで確認したら、浄化槽のメンテナンス契約が前の住人さんから引き継がれていなくて慌てて業者と再契約したりさ。

最新の懸案事項は、別荘住民で生活用水として使用している共同井戸の寿命が近く、その設備をどう更新していくかがご近所さんらと一緒に頭痛すぎる課題になっていること。
この冬は基幹井戸タンクの配管が凍ったとかなんとかで断水一歩手前に陥り、そもそも全世帯が普通に生活したら水が足りないらしい。
(節水意識は高まった)

いまエリア全体の2割ほどしか定住利用していない状況だからなんとかなってるとかいう話で。
じゃあ空き家が散見されても迂闊に定住してもらえないやんけ。
もちろんそのたありは事前に承知して購入しているので文句があるわけではないのだけれど。
不具合出るのが予想の10倍早かった。

窓口に出向いて相談にも行くようになったけれど、わが別荘エリアは佐久水道企業団の上水道を引くのが現状すごく難しいらしい。
過去にも住民側と市側で平行線議論があったようで…。
(そんなんばっかりね)
解決策はあるようですが、どうやらまた、いろんな作戦が必要みたい。

ぜんぶ小説のネタになるねぇ。

最近の暮らしは比較的Twitterでライトに発信してます。
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https://twitter.com/RyoIshida4

あ、当たり前のように庭先に鹿が出ます。
妻が大切に育てていたブルーベリーの新芽を食われました。


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