なにもしない時間
今著しく欠けている「何もしない時間」
子供から大人まで息つく暇もない
発狂し血眼になって燃え尽きるまで動く
無気力で目や顔は死に心はボロボロ
立ち上がったり立ち直ったりする気力はゼロ何か考える気力さえも持ち合わせていない
いつまでムチ打ち喰わす気だ
何もしない=悪でなく必要な時間だ
何かをし続ける反動で全てをシャットアウト超膨大な時間をかけて籠もってしまうことになる
籠もってしまうと走馬灯のように発狂時の記憶が流れる
様々な感情が表れて頭が熱くなる
ピークが来れば冷めて浄化されていく
何回もしていくうちに気が楽になる
本心を知りたくなり深く考えるようになる
本を読み漁っているうちに整理ができてくる少しずつだが湧き始めて体が動いてくる
お尻をたたいて引っ張って上げても元に戻るだけ
「何もしない者は社会の恥」と言って煽ってくる
子供の頃から罪悪感と焦燥感を植え付けてくる
何もしない時間は心に残る貴重な時間なのに
何もしない時間は心を落ち着け余裕を作る時間
何かしながらだと全く意味がない
子供の頃に何もしない時間がないと
大人になったら中身はスッカラカン
無意識の領域にまで侵入して生存力を一生奪い続ける
ツケは自己破産せざるを得ないくらいだ
私は奴隷やおもちゃではない
何もしない時間がほしい
挑戦継続を強要して休ませてくれない
子供は親のリベンジ道具ではない
人は活動期と休暇期が交替で訪れる
何もしない時間があるからやる気が出てくるじっくり考えて針路を定めることができる
不足するものなら自転車操業
人生を棒に振る運命になるとは・・
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