扱われたいように扱う


 どんな人も人の影響を受ける。
 人は良くも悪くも、だれといるかがとても大事だと思う。
 人間関係は人生に一番といってもいいほどの影響を与える。
 その人間関係については、ぼくの世代では学生時代に学ぶことはなかった。
 部活やクラスメイトなどの集団で様々な経験を得て、人間関係の大事さに気づけたことがある。
 ぼくは基本的な必修科目より、人間関係については学ぶべきことであると思う。
 しかし、いざ人間関係の授業を設けたところで学生時代の自分が興味を持って学ぶのかと問われれば、自信はない。(じゃあなんで言うねん。)
 実際、社会に出ててから読書等を通して、人間関係について自主的に学ぶようになったからだ。
 自分の課題が
    人間関係にある
と気づくのは学生時代にはおそらくわからないことだ。 
 ただ、いまは多くの課題の根底にはこの人間関係にあると思う。
 そして、最近目に入って言葉がある。
 それは
     他人に扱われたいように他人を扱うこと
だ。
 人は雑に扱われるのは誰しもが不満を覚えるだろう。
 大切に扱われると感謝の気持ちで溢れると思う。
 そうなるためには、誰からか大切に扱われる時を待つのではなく、
     明日から目の前相手を大切に扱う
と決めて、実践することだと思う。
 実際、この意識を持って接した人、全員から大切に扱われることはないかもしれない。
 しかし、人を大切にしない人に誰も親切にしたいと思わない。
 常日頃から目の前の相手を大切にしていると、周り回って自分に返ってくる。
 これは僕が学び、実践して、経験をしたからこそ確信を持っている。
 雑に扱われたとしても、恐らくそう思っていないし、誰かを大切にすることに夢中で気にならない。
 そして、大切にしてもらった時に
    返ってきた
と強く思える。 
 人間関係でうまくいかない時や自信を失った経験が多いからこそ、この考えを人生を通して大事にしようと思う。

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