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その「成長」って実は偽物?!本当の「成長」とは??

こんにちは、ととです!私は「成長する」という経験から物事をするときのモチベーションとなっていてやりがいを感じています。
現在、就活を行っている上でも「圧倒的成長」だとか「成長したい人必見」という見出しをよく目にします。しかし、「成長」について本質は何なのか、自分が考えている成長は本当に成長なのかということに疑問を持ち、その疑問にインターン先で出会ったKen(@kennoid)さんに聞いてみました。

Kenさんのプロフィールはこちら↓↓

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https://twitter.com/kennoid
5-6社で、新規事業、マーケティング、経営とかをしている人。4言語のマルチリンガル外国人。最近は洋服が趣味。電力、マーケティング、人、組織にちょっと詳しい。楽天とかLooopとかで働いてました。

1.「成長」とはいったいどういうことか

「見える世界が広がること」

世間で常識を振りかざして「成長しろ」という人は「実際あまり成長できていない人である」と思っています。
例えば、日本で一般的にいう「勉強」とは「教科書の中から、なるべく最短で効率よく回答が書いてあるページを探し当て紙に書いた人が正解であり、それをより多くできた人が成長する」と思われがちですが、実際仕事というものは「基本的には答えがない中から答えを探し出す行為」です。
一般常識的を検索する行為とは別物なんですね。

しかし、それがわからないまま人の言うことばかり聞いて成長したつもりになってしまい、自分の意見がないままに過ごしていると、「成長したのに全然幸せでない」と気づくタイミングが出てきます。
物事の本質に対して疑いを持って自分なりの意見を表現できるかが大切だと思います。人が正解ということに意見なく従ってしまうのは成長とは真逆の行為です。

 ー実際成長するとどうなりますか?
ある程度知識と経験が溜まってくると、言われたことに対して「この人が言っていることって何か違くない?」と疑問を持つようになります。疑問を呈せなかった時と、疑問を呈せるようになった時の差分が成長した証ではないでしょうか。
正解は「人から言われたり、決められたりすることではなく自分で見つけだすもの」であると言えます。
自分で考え、誤っているものに対しては自分の意見を呈することに成長のヒントが隠れているということだと思います。


2.「成長」するための条件とは


 ー成長するための条件はありますか?

成長するヒトって“4つの特徴”があると思っています。

① 普段から”謙虚”な方、その経験をもとに常に勉強している方
② 勉強したことに対して自分の意見を持って発信できる方
③ 過去にしっかり悲しみに触れたことがある方
④ そういう人でもしっかり今の状況を楽しんで生きてるか

謙虚さは大切です。自分にちょっと自信がないがために、自分を客観視して、足りない部分を原動力に勉強しようとする方の方が成長すると思います。
勉強したことに対して、自分の意見を持って発信するのも大事です。なんでも真に受けるのではなく、自分の意見を持って議論できるとより学習が浸透していくでしょう。

③については、大人になってからは割と取り返しがつかないものなのですが、想像力や発想力に直結してきます。
過去にどん底になったことない人は「どん底とはどういう状態なのか」を想像することがかなり難しいです。また、それをバネに現在の状態までのし上がってくる過程で「自分の現実を受け入れて、どうやったらこの状況を打開できるんだろう」という現状把握と解決への試みを何度も繰り返すことになります。
そういった経験をしっかりやってきた方はやっぱり強いのかなと思っています。そういう人って自分で成長して行くので、「かっこいいな」って純粋に思いますし、人を魅了できるストーリーになると感じます。
④は、悲しみに触れた後「過去に色々あったけど今は今でいいよね」とある程度納得し楽しんで生きていると、物事をポジティブに捉えて推し進める強さが身に付くと感じます。

3.今後求められていく人材とは


ー今後求められていく人材はどういう人でしょうか?
『自走する人が求められていく』と思っています。
“自走”って「自分で走る」って書くんですけど、私は基本的に「自分の仕事とか自分の結果に対しゴールイメージを描いて、そこに向かって必要なものは全部やる」ことを指しています。今までの日本の常識だと「一個一個上司の許可を取ってやっていいかどうかきく」みたいなことが当たり前になっていると思うんですが、残念ながら常識と誰かの言うことを聞いてきた人たちは正解をわかっていない場合が多いのです。
自分の頭で考えて行動してきてませんからね。
「上司は〇〇って言ってるけど、でも〇〇って絶対失敗するよね。」とかって働いていると往々にしてあるわけですよ。
部下であろうが上司であろうが関係なく「いいと思ってやりました」や「これをやったら会社には損なのでやりませんでした」とかっていう議論も大切ですし、大きいこともやるとすると評価されなければ続けられないので、チームの中で役割分担をはっきりさせ、なに屋さんであるというコアの領域を持って、価値を提供していく、その価値をあげるって事を1人でできてしまうみたいな人間が強くなっていくと思っていますし、これから評価されていくと思っています。
これは今まで述べてきたこと、つまり自分で学び、考えた上で価値を創出していくその過程が大切でその結果が結局「成長」につながるということです。
「あれを言われたからやる」ではなく、「これは必要だと考えられるからやる」とうことが大切であり必要条件であると考えられる。

まとめ

ただ単に何かができるようになるだけでは「成長」とは言わないということ、素直に従うだけでは本当に「成長」することはできないということがわかりました。常識だと考えていることに対して「どうなのか?」と考える習慣をつけること、できないこと失敗したことに対しては謙虚にしっかりと受け止め改善する力をつけていきたいと思います。

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