2023/10/25 事業承継日記①

今年は、事業承継をどうしても進めないといけない年。
父親は今年72歳、私自身44歳。母は15年前に病死している。
私が4代目予定とのことで、つい最近知ったことだが初代(曾祖父)も2代目(祖父)と同じく死んで代替わりしたらしい。
父親も「引く」「スキにしろ」と言いつつ、自分の方針や考えと違うことを私が言えば否定される。
昨日はついに「舐めた態度をしているのでこのままなら1年後に引くことを想定している」と言われた。「脅し」だ。

でも、会社が傾くかもしれないけど、もう事業承継の準備をしてきてない以上、心配でも不安でも私と残される従業員に未来を託してみないかという話をしているのに。社長は不安だろうけど引いて、我々のやり方に口を出さずにいてほしいとお願いしているのに。「自分が急に引く」ことが脅しになると思っているあたり全く伝わっていないようだ。


最近思うのは自分の甘え。結局実家に親子3人住まわせてもらい会社で仕事をしている。父に反発するなら家を出るのも筋だろう。違うと思っても話を聞くことも必要だろう。自分自身、能力や経験が不足している事実からも目を逸らすことはできない。

ただ、そうであったとしても。私の話を聞いて寄り添ってほしいと思ってしまうのは家族経営ならではの甘えなのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?