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2023/10/28 事業承継日記④

 偉そうな肩書をつけて、社内で偉ぶりたいわけでも、社外でちやほやされたいわけでもない。次の責任者は誰なのかを明確にすることで生まれる自分自身の「自覚・覚悟・責任」社内外に示す「方針・計画・未来」。お客様のため社員のため自社のために必要だなと感じる。

なぜかというと、私にはいまだに肩書が無いから。

 地方の零細企業で、10名くらいの会社だし、規模からいえばそれこそ名称にこだわる必要はないかもしれない。ただ、法人のお客様もいらっしゃるし古くからの顧客もいるから。対外的な部分。

それと、やはり譲る側の覚悟なんじゃないかな。と思う。

祖父も死ぬまで社長だった。私は知らないがその前も死亡=代替わり、だったみたい。だから、私の親世代は誰も事業承継を経験していなかった。必死で何十年もやってきて、退くことは自分の居場所が無くなる怖さがあったのかもしれない。父も怖さや寂しさ、手放したくない思いがあるのかもしれないし、言い方が悪いだけで心配している気持ちは感じる。

家族だから余計に「見守る」が難しい面があるのだろう。でもそこはお互い乗り越えないと未来が無い。

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